ナマステ!
今回はインド。五千年の歴史と世界第七位の面積を持ち、そして人口は2023年ついに中国を抜き世界一となりました。
そして地図にはめ込んだのは「ターバンの男と二羽の小鳥」です。一昔前のインド人男性といえばターバンを巻いた姿がステレオタイプでしたが、ターバンを巻くのはシク教徒で2%の割合だそうです。「インド人男性=ターバン巻いてる」というイメージはプロレスラー「タイガー・ジェット・シン」の影響も少なからずあると思います。頭にターバンを巻き、リング内外でサーベルを振り回し、場外でも買物中のアントニオ猪木・倍賞美津子夫妻を襲撃するなど「インドの狂虎」と呼ばれる暴れっぷりでした。しかしプロレスを離れるといたって紳士であたったことは有名な話。積極的に慈善活動を行い、カナダにはその名を冠した「タイガー・ジェット・シン・パブリックスクール」という公立高校もあります。そして日本でも東日本大震災で被害を受けた福島県の子どもたちへの支援を評価され、令和六年春に旭日双光章を授与されました。