親戚の関係で、
一緒に介護施設にもいきました。


ベットがなく
床に布団を敷き寝ている方もいましたが、
比較的室内は暖かく、
外には自衛隊の給水車もありました。



実は、
1日4回打つインシュリンの注射の
数が足りず量を減らしていたものの、

明日の1回で終わりだという事で

前日、内陸の病院から薬をうけとり、
急遽それを届けたのです。



県に頼んで
その日の早い時間に診察してもらう
予定にもなっていましたが、

私達が着いた時には診察も
薬も届いていませんでした。


また別の所にも薬を
お願いしていた親戚の話では、
薬が届くまで数日は有するとの事で。



今回、タイミングが合い
薬を届ける事ができましたが、

本当に怖いこと、危険なことです。



病院だけでなく、
避難所や介護施設にも
薬が必要な人はたくさんいます。


医療チームも入り頑張ってくれている
ようですが、このような現実もあります。




またトイレに行かないよう、
水分を控える人もいるとかで、
身体にいいわけがなく。

でも現地で実状をきくと
分かる気もします。




また物資も。
最初の頃の話ですが、
避難した人が班にわかれ
清掃などを交代でしていたそうですが、

高齢者が多い班は、
若い人が代わりに行う事が多く。



そのため、物資を配る列に並ぶ事ができず貰う事ができなかったり、


また介護のタイミングで物資が配られても、
やはり物より人。


名簿が揃えば別かもしれませんが、
最初はこのように物が貰えない人もいたようです。




新聞は毎朝配られていました。
が、問題はメガネ。

複数の度数の老眼鏡を何気なく
もっていきましたが、
これは大好評で、

現地ではじめてお合いしたおばあちゃんは、
よく見える!と。

とっても喜んでくれました。



情報はラジオと新聞です。
それだけでも足りないのに、
他の高齢者の方も気になります。



また今回、
空港で津波や原発の写真や記事が載った雑誌も買い込み、
届けました。


災害後、
はじめてみるカラー写真や記事を、
みなさん食い入る様にみていました。



何が必要か。
人それぞれです。

が、食料や衣類が届きはじめた今だからこそ、必要なものがあると思います。





この環境で笑過ぎたらダメだけど、
みんなで笑う事がここで頑張ることに
つながると。


そう話してくれた人がいました。



辛いときに無理に笑う必要はないけれど、

早くみんなが素直に心から笑える日が
くるといい。




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