セブンイレブンなどのセブン&アイが、
トランス脂肪酸を含む商品を将来的にはやめる方針だという。
「トランス脂肪酸」については、よく選手にも話しているが
最初は「?」という選手が多いが、
話をきくうちに、意識せざるを得ないというか、
興味深々になる話題にもなる。
構造上、シス、トランスの脂肪酸があるが、
結論から言うと、このトランス脂肪酸は取り過ぎると
悪玉コレステロールを増加させ、
善玉を減少させる。
心臓病のリスクを増加させるため、
海外ではだいぶ前から、規制されていたものでもある。
海外の文献や、ちょっとした書籍などでも、
このトランス脂肪酸の話題は結構目にすることが多かっただけに、
なぜ日本は?と思っていたが、
今日のこのセブン&アイの方針は、
立場的にもうれしいものがある。
というのも、
選手にトランス脂肪酸をさけるように話すと、
コンビニのパンなど、多くのものに使用されているので
買うものがなくなってしまうことがある。
マーガリン、ショートニング、時間のたった油・・・
たとえばフライドポテトなど揚げ物で、
時間がたってもべたついたり、軟かくなったりしないものは、
ショートニングを使用していることがあるので注意。
・・・おいしいですけど
怪我の回復、持久力・・・そういったことにも関係してくる脂肪酸。
選手の場合は特に意識したいところでもあり、
油をつかうならば、エキストラバージンオリーブオイルにするとか。
どうしてもマーガリンを使いたいならば、
メーカーに問い合わせて、トランス脂肪酸の少ないものを選ぶとかすると良い。
メーカーによって、だいぶばらつきがあるので!
大企業がこうして良いものを率先して取り入れるということは、
選手への実践にもつながり、本当にうれしい限りです