「遠征って、そんなに栄養士はやることがあるの?」


とこのブログをみた別のチームの選手にきかれた。




遠征の宿泊先のホテルのメニュー調整したらOKではなく、

バイキング形式のメニューなので、そこからどうとるか。



私の場合は、あえてそこで写真をとらせている。






なぜとるか?




前も書いたけれど理由は多々あるが、

このチームに限っては

写真をとることで、写す時に選手自身が


「あ、フルーツがない!」とか


「今日は、なんか量が少ない」とか。






自分自身の気付きにもなっている。







これが写真をとらなかったらどうなるか。



例えばだけど、

適当に皿に盛りつけたものを食べ、

もうちょい食べたいからと、また適当に皿にもり食べる・・・



で、結局自分がトータルでどのくらい食べたのか。


バランスがどうとか。





あまりわからず、

感覚でしか食べないということにつながりかねない。








そんな「夕食」のあとは

「夜食」の準備。



もし、翌日の試合前の食事と朝食の時間の間が短ければ、

このタイミングで、配布する朝食アイテムも購入する。


また、試合で使う100%ジュースや、

ヨーグルトなど何十キロも一気に購入。




ホテルに戻り、それをとるタイミング別に仕分ける。




それから、ホテルに食器をかりて、

選手分の夜食を用意する。





夜食に至っては、


選手が週初めの練習内容、体重変動、

現在の疲労度、痛み・・・等々話してくるので、

それに対応して、


サプリメントを使用させたり、


チームに戻ってからの食事の取り方、


必要な食材など、



栄養で改善できることは話していく。





で、一通り選手が食べ終わり、話が終ってから

食器等を片づける。






その後、試合にもっていくアイテムの準備をする。




スクイズボトルやケースを洗ったり、


先ほど話した内容で、選手に必要なアイテムがあれば

このタイミングでも買いに行く。



あとは、文字にして選手に配布する資料をつくったり・・・




そんなことをしていると、24時は確実にすぎるあせる







正直、手を抜けばなんとでも楽ができる仕事かもしれない。



が、何のために帯同しているのか。





栄養士が試合に帯同しないチームがほとんどの中、

自分が帯同する意味は、何なのか。




そのあたりは、十分承知の上。

プロとしての良い意味でのプライドがある。





だから、

食事を最初から最後まで見ていない状態で、

中途半端なことを言う人に対しては、絶対に許せないメラメラ







今日ある選手と話していた時に、

あらためて選手はスタッフをみているんだと思う話があった。



監督の話だったのだけれど。





あるチームにいた時の監督は13時の試合の時も、

9時からの試合メンバー外の練習を、例え15分でもみてから

試合会場にむかったという。




またある監督も、アウェイで4時間くらいかかる場所の試合でも、

やはり、朝一にメンバー外の練習をみてから、

自分で車を運転して、

試合で宿泊しているホテルにむかったとか。



その監督の場合は、そのメンバー外の選手の練習をみて

良い動きをしていれば、翌日の試合メンバーをいれかえるという

強行も行ったらしいけどべーっだ!






そこだと思う。








この監督たちだって、試合に集中して

メンバー外はこのタイミングではコーチにまかせたりもできる。


言葉は悪いけれど、手をぬくことはできる。








でも契約したからには、

選手だけでなく、私自身も何らかの奇跡を起こしたいと


時には、相当怒りべーっだ!ながらも


やはり軸をもって仕事している。








で、確定申告日の最終日の今日。


多くの選手が税務署に行ったようで(笑)



お疲れさまでしたべーっだ!