今日は、コンサドーレ札幌へ。
まずは9時半からフィジカルトレーニング。
コーンやミニハードルを使いながら、
フィジカルコーチの石栗さんの指示でトレーニング。
選手はただ指示されたメニューをこなすのではなく、
重心の位置や身体の向き、ジャンプの接地時間など
石栗さんが選手一人ひとりを
しっかりチェックして、指示をだしていく。
いつも思うのだけれど、メニューを出すだけなら誰でもできる。
重要なのは、一人ひとりの動きを見極めること。
これは治療も食事も一緒。
さすが、グリさん
午後は、ボールを使ったトレーニング。
そんな練習をみて、ホテルに戻り夕食会場へ。
実際に選手がバイキング形式の食事から、
何をとるのかをみた後に
今日の講義のセッティング。
選手の食事をみて、講義内容を変えることにした
今日の講義のポイントは、
「どれだけ食事に意識をもたせることができるか」。
限られた短い時間の中で、
初対面の栄養士の話をどこまで選手は本気になって聞き、行動するか。
勝負。
目的をもってトレーニングを行うように、
食事も目的をもって食べようと、そんな話から、
シーズンを通して戦うための強い身体を作る今の時期だからこそ、
毎日、疲労がなく、痛みがなく、100%で練習するための食事のコツを話した。
私が思う強いチームというのは、まず怪我人が少ないことが絶対条件。
怪我に敏感な選手が多い中、そのあたりも強調しながら、
予防できる怪我は防げるように。
そして万が一怪我をした場合でも、回復を早めるためにどうすればよいか。
そういったことも話した。
石崎監督がいうように、素直な選手が多くしっかり話をきいてくれて
反応はよかったと思う。
が、本当の勝負は明日からの食事。
どれだけ継続してできるか。
契約し、かかわりを持ったからにはしっかりと責任を持ち、
チームの強化のために力になりたいと思う。