盛岡にて、講義。
午前と午後と3時間、
スポーツ栄養士のサポートの現状だけでなく、
例えばプロサッカーチームにはどんなスタッフがいて、
どんな気持ちで仕事をしているか。
トレーナー志望が多いときいたので、
少しでも刺激になればとそんなことも話してみた
元サッカー選手でトレーナーを目指している方がいて、
講義が終わってから色々と話してみたのだけれど
、
選手も経験し、今の気持ちをしっかり持ち続けれるのならば
本当に凄いトレーナーになれるのではないかと思った
というよりは。
トレーナーになるべき！
そういう思いがある人に、
選手の気持ちがわかる人に、
選手のために本当に頑張ってほしいと思った
実はすでに今年引退を決め、
トレーナーを目指そうとしている現役選手がいる。
このことを打ち明けられた時に、
「まだできるのに！」と本人にはいったけれど
なぜトレーナーを目指すのか。
あの時に会話した選手とかぶる部分があった。
そしてもう一人。
講義の合間に昼食を一緒に食べた学生がいたのだが、
「僕は、海外のまだ発展途中の国にいって、
そういった人たちの力になりたいんです」
衝撃的だった。
190cm以上ある長身なのに、
小さくしゃがんで講義の様子を写真にとったり、
こまめに働いていた彼は
「僕、難聴なんです。しかも両耳。」
そして夢を語った時みたいに、さらっと笑顔で言った。
不自由なものがあると、
他の機能が人よりもすぐれたりすることがあるときくけれど、
鍼を打つ場所が感覚でわかるらしく。
色々と。
想うことがあった。
二人の学生と話しながら、
人のために力になろうと、努力する姿勢。
がんばってます！という必死な姿の努力ではなく、
うまくいえないけれど
笑顔で努力する方が素敵だと思った
そして、そして。
せっかくだからと講義後に、
盛岡で英語教師をしている友人にも再会した
彼女も教師をしながら、
週末は都内の大学院に通ったりして、
もう十分と思うのに、「まだ、まだ」とかいって勉強している
学生、しかも受験生が相手だから、
相当ストレスも多い。
悩みも多いけれど、この前あったことはすでに克服し、
次の課題にとりくんでいるのをきいて
優しいだけでなく、刺激し合える友人っていいなあと思った。
盛岡名物の「冷麺」を食べながら、
「すいか」ではなく、今の時期は
「なし」
が入っているんだ
とか、
「トウガラシ」は何杯まで入れてたべれるか？
やっていたら、辛くて唇が腫れてきて
相当笑った
まじめも、ばかもできるのはいい
刺激をあたえるためにやってきた盛岡だったけれど、
刺激をもらって帰ってきました
明日からこの刺激をまた選手へ、還元しようと思います