毎日釣行44日目
 
この冬は積雪量が少なかったため、5月としては異常なレベルで渇水となっていました。
 
それが昨日のまとまった雨で、水量が少し回復。
今日は久しぶりに好条件で釣りができるチャンス。
 
たくさんの川がチャンスでしたが、先週激渋だった川を選びました。
 
単発のチャンスですから、「魚はいるけどスレて釣りにくい川」が優先です。
 

 

 

 
先週は、なんと30匹釣るのに6時間かかった激渋ぶり。
 
それが今日は、別な世界のように魚の食いが良く、ポイントごと順調に釣れる好調。
 
今年は5月上旬に渇水に入り、それからは厳しい釣りの毎日。
 
そんな中でも血肉の努力で30匹をクリアするわけですが、そうした釣りはしんどくて楽しむ余裕がありません。
 
好きでやる釣りですから「釣れても釣れなくても面白い」が理想論かもしれませんが、しかしながら「腕立て10分以内に500回!!」は、純粋に楽しめるでしょうか?
 
自分には、ムリです(笑)
 
ムリヤリにムリヤリを重ね、千切れるような思いで釣果を出す釣りばかりでは、身体が持ちませんし、面白みがありません。
 
「釣るための釣り」と「楽しむ釣り」は、やることがまったく違います。
もし、自分が楽しむ釣りにとどめたら、年間5000匹釣れるところが1000匹になるでしょう。
 
 
今日は順調に釣れてくれるため、バカみたいに歩いたり、急ぐ必要がなく、余裕があります。
「釣れる釣り」は、「楽しむ余裕」があります。
 
以前はこうした面白い釣りが頻繁にできましたが、近年ではめっきり少なくなりました。
 
価値観は人それぞれですが、自分としては、やはり釣りは釣れてこそ面白いです。
 
今日は山菜採りをしながら3時間半、33匹の釣果。
久しぶりに楽しめました。