アジアの街並/中国古鎮・日本昔町─川野明正の研究室

三角市には名物バナナが


アジアの街並/中国古鎮・日本昔町─川野明正の研究室

三角市付近

三角市の辺りは、旧時の商業店舗がほぼ完全に残っています。木板の門扉を全面に連ねた煉瓦建ての二階屋がほとんどで、両端は切妻様式であっさりとした印象です。籠に入れたまだ青々としたバナナを石畳の道筋に並べて、商売に精を出すわけでもなく、人々が井戸端会議に興じているのでした。店舗の一つには「揚美粤劇団」と書いてあり、地方の伝統戯劇である粤劇も盛んな土地柄であることがわかりました。