[神像版画]

私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳

石昭長さんの家の門柱の広告。対聯・かまど神の位牌などの看板です。

私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳

石昭長さん自筆の対聯


私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳

石昭長さんの書斎・作品の対聯とともに


このほか、神像版画は版木が四つありました。一枚が棟上げのときに使う太極八卦図、のこりはいずれもかまど神です。

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かまど神(1)

私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳
かまど神(2)こちらは黄紙に墨刷り、無彩色


しかし、時代は新しいもので、いずれも最近のものです。梨の木に彫ります。太極八卦図は五穀を紅包に入れたものを添えて、梁に貼ります。梁の左右には対聯を貼り、「黄道吉日家富貴」「微星占斗保平安」と、吉日に棟上げして紫微星の加護を期する内容です。かまど神は、木版刷りに手で五色に彩色したものが二種類あり、これは巍山イ族回族自治県の体裁と同一で、これらの版画が、無量山の北から導入されたことは明白です。
ただ、巍山県と異なり、このほかの神像はありません。

私想と日々─中国文化研究者・川野明正の筆記帳

石昭長さん所蔵の版木