平江路
7月29日の記事のつづきです。今日は朝からトラブル続きで、夕方四時から活動をすることにし、923路バスに乗って、平河街に行きました。

いまの蘇州は市街大改造が何年も続き、いまも干将路では軽軌と呼ばれる市内鉄道を建設中で、かつての古都の面影は、いくつかの園林式庭園など、点在する保存文物から想像するしかありません。

私想と日々─まさどん氏の観念的筆記帳

平江路は蘇州のかつての城壁内部の街で、いまでは稀少になった水郷の雰囲気を保存した街です。まっすぐに運河が並び、その両側には三角の切妻の端正な建物が、それぞれの高さを違えた黒瓦の屋根を交差しつつ、白い漆喰の壁面を河面に落としています。

私想と日々─まさどん氏の観念的筆記帳

棹さす舟はいまはないのですが、石畳の道の両側はところどころ河面に降りる船着き場となっています。

十字路はかならず石橋で結ばれ、長さ十メートルあまりの川幅を跨いでいます、双塔近くの持路口から入った最初の橋は、思婆橋という石橋で、近くの資寿寺が尼寺で、尼のことを「師婆」(スーポー)と呼んだところから、妻思いを意味する同音の「思婆」(スーポー)橋と呼ぶようになったとか。

私想と日々─まさどん氏の観念的筆記帳

思婆橋(1)

私想と日々─まさどん氏の観念的筆記帳

思婆橋(2)

鈕家巷辺りにも石橋があって、あたりは一辺開けた広場になっています。この一角は河面も寛くとってあり、長方形の水面を構成しています。各所埠頭の階段が作られており、かつては舟だまりの機能も果たしていたのでしょう