木の中の盗品(原題「樹中盗物」)洪邁『夷堅乙志』第巻五
王深之(名は湛)の家は臨川にあって、いつも碗・皿・瓶・衣服などがなくなる。そこで僕婢を譴責したが、一つも出てこない。ある夜に暴風雨があって、家の東の皀莢(さいかち)の樹の幹が折れてしまい、そのところは洞(うろ)になっていた。王氏が長年失ったままであった物はみんなそこに貯められていて、半分方壊れてしまったのだが、その樹はいまもまだある。
木の中の盗品(原題「樹中盗物」)洪邁『夷堅乙志』第巻五
王深之(名は湛)の家は臨川にあって、いつも碗・皿・瓶・衣服などがなくなる。そこで僕婢を譴責したが、一つも出てこない。ある夜に暴風雨があって、家の東の皀莢(さいかち)の樹の幹が折れてしまい、そのところは洞(うろ)になっていた。王氏が長年失ったままであった物はみんなそこに貯められていて、半分方壊れてしまったのだが、その樹はいまもまだある。