私の担当する基礎ゼミで、アフォリズム論をやっています。短く、的確に真実を突いたアフォリズムを書いてきてくださいという宿題でしたが、学生さんたちが書いたものを私の評語とともに紹介してみましょう。
石橋を叩いて割らないよう気をつけよう。
評語:じっさいとある大学で、部活のポスター貼りだしの日に、校門に学生が殺到して倒されたこともありました。若さも有り余りすぎ感が出ていて羨ましい限りです。
墓穴を掘りに大学に行こう。
評語:文句なしに面白いです。若さ有り余り感が迸っています。恥をかきまくれるのも大学生の特権ではありましょう。
嫌いな人はたくさんいるが、その人達こそ自分を成長させる人だ。
評語:確かにその通りですが、出逢わないにことはないでしょうね。作者の生真面目さが一本光っております。
バカと天才は紙一重だという。私はバカだ、しかし天才とはほど遠い。
評語:バカであるという自覚がもしあるとすれば、むしろ天才のことなど考えずに邁進するという手もあります。
(次回に続く・全6回)