日本生命京都三条ビル旧棟



設計:辰野片岡建築事務所
所在地:京都府京都市中京区
用途:商業
竣工:1914年
構造:煉瓦造2階建,銅板葺
指定:登録有形文化財
建築面積:65平方メートル




説明版より引用
「旧日本生命京都支店は、辰野金吾、片岡安の設計、山本鑑之進の施工により、大正3年7月に竣工した。
この建物の外観は、辰野が「辰野式」と呼ばれる独自の様式で赤レンガ造りの建物を多く手がけており、一方片岡安は石貼りを多用した直線的な細部意匠を用いたことから、そうした両者の特徴をよく示している。また構造面においては耐震性への考慮から、西欧の純粋なレンガ造りでなく、中に鉄骨を入れている点に特徴がある。
現在の建物は、昭和58年に改築されたものの東側部分が鉄筋コンクリート造りで補強した上でファサード保存され、建築当時の外観を残すとともに、近代洋風建築が建ち並ぶ三条通りにおいて歴史的景観のポイントともなっている」。




日本近代建築の父、辰野金吾と石造りの直線的なデザインに定評がある片岡安(かたおかやすし・1876-1946) の設計。赤煉瓦の上に石を貼り、耐震構造を高めた工夫をしているそうです。



片岡 安 は東京帝国大学工科大学造家学科卒業。1940から1943まで大阪商工会議所会頭。他にも関西建築協会初代理事長などを歴任しています。



辰野片岡建築事務所の作品 (ウィキペディア、片岡安の項目より)


日本生命保険九州支店 (1909年、福岡市、現福岡市文学館)
日本教育生命保険(現:シェ・ワダ) (1912年、大阪市)
百三十銀行八幡支店(1915年、北九州市)
東洋紡績本店 (1916年、現存しない)
旧山口銀行京都支店 (1916年、旧北國銀行京都支店)
大阪市中央公会堂 (1918年、大阪市)