「平気で嘘をつく人たち」─もしあなたの周囲に虚言症の人間がいたならば、まずミーティングの前に彼に意見を求めましょう。本番では彼の述べる意見は、その正反対なのですから、然るべき対策を立てて臨みましょう。
ちょっとした工夫で、日常も風通しがよくなるものです。
既得権益─他人の立場が理解できることが教養であるならば、理解できないのが無教養となる。しかるに、しばしば無理解は意図的なものであり、自身の既得権益の保全を目的とすれば、他者の立場など一顧だにしない無教養がまかり通るわけである。
人生40年目にようやくこのことに気がついたのは、私が外曾祖父の遺訓「誠は通じるものなり」を墨守してこれまで生きてきたからでした。この遺訓が通じそうにない場合に直面してしまい、そこでしかたないので、私は上野は谷中の墓所に詣でて報告をしました。今は明治の御代とは時代がいかに異なるのかを。 人生の原則を曲げなければならないことは辛いことです。
「シュトルム=ウント=ドラング」─すなわち疾風怒濤たる乱痴気騒ぎの精神状態。
当たり前のことを確認しておきましょう。他者に対するのに大切なのはパトスに対してロゴスがきちんと働いていることだと思います。それなくしては、言葉に論理も理性もなくなってしまいます(というよりすでに言葉として成立していないわけです)。日常生活で発せられる言葉にロゴスがなく、それなくしていくら文学を気取ってみたところで、他人の心に届く言葉一つ生み出せるわけではないでしょう(もっともここでは文学のことは関係ありませんが・・・)。たとえば昨日発せられる言葉と、今日発せられる言葉のつじつまが合わないでよいはずがありません。これでは非理性と無教養の乱痴気騒ぎそのものです。
ある「研究」─先行研究で踏み固められた公道を馬車ですっ飛ばしたところで、書かれた「論文」は砂埃ひとつたてはしないだろう。
これには驚愕しました。