香港経由で重慶に来ております。目的はやはり古鎮(古い街)めぐりです。


19日の夕方ノースウエスト航空の栄えあるナンバー、NW1番に乗ったのですが、午後6時発、香港時間9時45分とあってはいかにも遅すぎます。


それでもお昼にはちゃんと職場で会議に出ていたのですから、まあよしとします。次回に会議があることが決まりましたが、私はその日には中国に出張して不在なので、「魂だけは当日会場におります」などと、わけのわからない発言を主任に向けてしてしまい、やはり渡航前に精神が高揚していたのだと思います。それでも主任は当日私の魂を会場まで連れて行ってくれるそうです(笑)。


香港の空港は今はランタウ島にあって、市街までは40分です。A21のバスで、九龍半島の佐敦までいきます。そこで宿を当たるのです。夜は高速道路は空いているのですが、制限速度を守って絶対に80㎞で走るので、時間は早くはなりません。


           大橋


それでも2階建てのバスの一番前に陣取って、ランタウ島と九龍半島を結ぶ大橋の光り輝く光景を写真に収め、






とっぷりモザイク状に光り輝いて暗闇に浮かび上がる高層住宅を写真に収めました。



        高層住宅街


11時半に市外に着き、佐敦では南北酒店という、雑居ビルの8階にある旅館に泊まるのですが、狭いウサギ小屋のような場末感たっぷりのホテルです。トイレ・シャワー+部屋いっぱいのベッドが二つ。それ以外にスペースはほとんどないのです。しかしこの旅館は安全では定評がありますので、常宿にしているのです。窓つき200香港ドル(3千円ちょっと)、窓なしの部屋が180香港ドルですので、値頃でしょうか?。


     部屋はこんな感じです



いそいそと外に出かけ、遅い夕食をとります。12時過ぎても開いている店はいくらもあるので、外国人向けマーケットで有名な廟街(テンプルストリート)から一本通りを隔てたところにある麺食店でエビワンタンを食べました。香港で毎日食べるものは、このエビワンタンとマンゴープリンです。11香港ドル(170円ぐらい)ひいきの店ではないのですが、エビの新鮮さ、甘さには舌鼓を打ちました。スープも出汁がきいていてすごく切れの良いスープで、香港で一般に使われる縮れた細麺と相性は抜群です。

そのほか、セブンイレブンでスペアリブご飯(排骨飯)の出来合いのものを買って13元。


      ひどくまずい排骨飯


ご飯の割には排骨の量は足りず、豆鼓(トウチ)という納豆系調味料ばかり多くで多少の臭みもあり、お世辞にもうまいとは明日の朝飲茶に行くことにして、再挑戦を誓うのでした。