ひさしぶりに旅カメラをしてみました。こんど予定している中国の取材に、デジカメ一眼を新規購入したので、その特性をみるという実験でもありました。
秋保温泉は、名取川が狭く渓谷になって流れる磊磊峡(らいらいきょう)沿いにあります。
北国の冷たい空気が好ましいです。
見上げれば冬の木立の奥に晴れ渡る冬空、迫るように雲が浮かんでいます。
粉雪がわずかに降り、前夜の雪が、ところどころに転がる岩の上に残っています。
清冽な渓流の流れに横たわる岩たち。
その凝塊然とした在り方が、岩でありながらまるで意志をもつかのようです。
岩の造形をじっくり眺めてみると、どれも可愛げ可笑しげです。
なにか不器用さを思わせるからでしょう。
大地に根を張る木々の根も、生きんとする意志を感じさせます。
渓流を出ると、何の変哲もない東北の農村風景。
農家の屋根に影を落とす木立の緑と抜けるような青空。
ちょっとした散策で、ずいぶんいろいろな景色に心打たれました。







