本日5/11より、マイナンバーカードを利用したオンライン資格をした際に取得できる情報で、「特定健診」「薬剤情報」に続き、「診療情報(受診歴、手術情報など)」が追加されました。
【オンライン資格確認ポータルサイトの資料】
ただ、この情報を診察室で見るのには、電子カルテの改修が必要な場合もあったりして、まだ実際の現場では使用できる状況でなかったりすると思います・・・。
それと、医事の職員は見慣れたレセプト形式ですが、実際の医師にどこまで有用なのかは???なところもありますね。
レセプトの情報なんで、1か月は少なくとも遅れているし、月遅れ請求でまだ提出されていなかったりとかもあるかな?と。
ただ、だんだんこういう風にレセプト情報が患者さんや他医療機関に活用されていく流れがどんどん進んでいる状況ですね。
こういうレセプトの見方を簡単にレクチャーできるといいのかもですけど。
(それが難しかったりしますけど)
それと、4月からマイナンバーカード利用した場合と利用していない場合で料金が変わるということが始まっていますが、これも細かくいうと上記の「診療情報」を「取得した場合」と「しなかった場合」での違いで、しなかった場合は、問診等で聞き取りを行う手間賃の加算という建前にはなっているんですよね。
おそらく医療機関側の一部(医事等の受付部門)しかよく理解されていないとは思いますが・・・。
【厚労省資料】
国がなんとかマイナンバーカードを普及させようという意図で進めているキライは強いような気もしますね・・・。なんで、細かい建前は現場で処理するんでしょうけど。
やっぱり年々、医事は複雑になっていますね。