こんにちは。
肢体不自由と盲目の1級障害を持つ!
ハンディキャップ・エッセイスト 河和 旦(かわ ただし)です。
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前回の投稿下調べと駅員さんのサポートでスムーズに泉岳寺参拝で、GWの前半に泉岳寺へ参拝したことを書きました。
今回の投稿はその話の続きです。
参拝が終わったのが正午頃だったので、おなかがすいて、昼食を食べて行きたいと思いました。そのことを介護ヘルパーさんに伝えると、「このあたり(泉岳寺周辺)のお店は車椅子で入りづらかったり、休日で営業してなかったりするので、田町駅の周辺まで行けば食事できると思いますよ」と教えてくださいました。
そこで介護ヘルパーさんと田町駅周辺に出て昼食を食べてから帰宅しました。
帰りは田町駅前にいたので泉岳寺駅まで戻らずに、田町駅からJR線で東京駅に出て、都営バスで帰りました。
私の頭の中に路線図が入っていたことと、介護ヘルパーさんが田町駅や泉岳寺周辺の土地鑑がある方だったこともあり、スムーズに移動できてよかったと思いました。
特に介護ヘルパーさんが田町周辺に土地鑑がある方だったので、非常にありがたかったです。
JR田町駅での注意点
田町駅を利用して、この駅は視覚障害者が単独で利用するときは非常に注意が必要な駅だと感じました。
この駅は2面4線の島式ホームです。つまりホームが2つあり(2面)、線路が4本ある(4線)、ホームが線路に囲まれている(島式)、という形状をしています。乗り場の配置は以下のようになっています。
- 1番線: 京浜東北線北行(東京・上野・大宮方面)
- 2番線: 山手線内回り(東京・上野・巣鴨方面)
- 3番線: 山手線外回り(渋谷・新宿・池袋方面)
- 4番線: 京浜東北線南行(大森・横浜・磯子方面)
このうち、山手線が停車する2・3番線にはホームドアがありますが、京浜東北線の1・4番線にはホームドアがありません。
視覚障害者の方の中には向かい合っている山手線側からホームドアの動作音が聞こえてくるので、てっきり京浜東北線側にもホームドアがあると勘違いする人もいるかもしれません。
しかし、繰り返しになりますが京浜東北線のホームには、ホームドアがないので、ホームからの転落に充分注意しなければなりません!
このように島式ホームの片側にしかホームドアがない駅は、充分に注意して通行することが求められます。
しかも、同じようなホーム構造の東京駅には、山手線、京浜東北線双方のホームにホームドアがあります。なので、ホームドアの有無について、しっかりと情報を得ておくことが大切です。
介助者を同伴せずに歩く視覚障害者の方で、慣れない駅で駅構内の移動に自信がないと感じる人は、無理をせず駅員さんのサポートを受けることを検討してもよいと感じました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。