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宮崎県には焼酎専業メーカーの生産量日本一の酒造場がある。
黒霧島や赤霧島で知られる「KS酒造」である。
県対抗の醸造量では鹿児島県が1位であるが、メーカーの1位は宮崎県である。
因みにメーカーの2位は大分の下町のナポレオンで知られる「SW酒類」、3位に初めて鹿児島の薩摩白波で知られる「SM酒造」が現れる。
(尚、この統計には、宝酒造やオエノンは省かれている。理由は焼酎の売り上げが50%以下の専業ではないからである)
焼酎は我が国では、戦国時代の頃から醸造され飲まれていたと云われる。
そのルーツは、タイ国から沖縄を経て鹿児島にもたらされたと云われている。
焼酎は、原材料へ麹菌を植えつけた麹をタンクに入れ、水、酵母を加え発酵させもろみを造る。
そしてそのもろみの中へ主原料を投入し、水を加え10日間ほど発酵させ、生成された原酒アルコールを蒸留して焼酎とするものである。
この主原料の種類により、芋焼酎とか麦焼酎とか名付けられる。
芋焼酎で言えば、芋の臭みが嫌われる分もあったが、それは芋の傷んだ部分やヘタの部分から発生するので、鮮度の良い芋を選び、処理を適切に行うと臭みが激減するので、現在はその手法が用いられることが多い。
また、薩摩芋を原料とした麹を作り、そこに薩摩芋を入れる全量芋の焼酎も発売されるようになっている。
尚、宮崎県の焼酎の消費量は、鹿児島県に次いで全国2位である。
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宮崎県の1位は「千切り大根」である。
大根を千切りにして、天日で乾燥させたものである。
宮崎県では全国の90%をも生産している。
この千切り大根は地方によっては「切干し大根」と呼ばれるが、同じものである。
この千切り大根、宮崎県での主要な生産地は県の中央付近にある国富町で、この町は千切り大根の生産が全国1位の町である。
国富には千切り大根を作る農家は200軒近くもあると云われる。
冬になると畑のあちこちで、切った大根を広げる「干し場」が設けられるそうで、長いものは100mにもなると云われる。
そして霧島連山から吹く霧島おろしの寒風に1日晒すと、2kgの重さの大根が約100gほどになるようである。
宮崎には割り干し大根と云うのもある。
大根を長手方向に細切りして干したものである。
宮崎名産として店頭に並ぶこともある。
尚、国富町には世界最大級のソーラーフロンティアの太陽電池工場もある。
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宮崎県は、畜産に於いても鹿児島県とトップ争いをしている。
牛肉、豚肉、鶏肉の飼育数と生産は、それぞれ1、2位である。
身近には、その宮崎牛や宮崎ブランドポークや宮崎地鶏を食べさせる店が高級店から居酒屋風まで幾つかあり、食べたい時にいつでも食べることができる。
またスーパーでも良く販売され馴染みとなっている。





