息子は29週で生まれ、54日間もNICUに入院していました。
入院中は経胃チューブ、経鼻チューブを経て、哺乳瓶で搾乳をあげていました。
息子が産まれて、「未熟児を完母で育てることは、はたして出来るのか!?」と不安でした。
今は完母でスクスク成長中です
ベビーが長期入院中でも、母乳で育てたいと考えている方に少しでも参考になればと記録を残します。
前置きとして、
ベビーの健やかな成長が1番!
ママもベビーも無理しすぎないこと。
息子は哺乳瓶拒否をし、結果として「直母栄養」で成長中です。
ベビーが入院中の搾乳
・母乳が軌道にのるまでは、3時間おきに絞ります(私は2週間くらいで夜間の睡眠を長めに取る方法に変えました。)
・搾乳は、電動搾乳器を15分あてる。(両側同時に15分絞ります)
手絞りは乳房を痛める&効率が悪いので、お勧めしません。
・母乳量が軌道に載ったら、夜の睡眠時間を確保するため、最後は22時に絞り、翌朝は4時台に起きて絞っていました。早朝4時台に搾乳するのは、母乳量を維持するため重要らしいです。
・一日に絞る回数は7回はキープしていました。
・疲れた時は、朝4時はお休みして、6時からスタートしていました。
・産後1ヶ月経つと、溜まり乳から、差し乳にシフトしました。差し乳になると、手動搾乳では絞るのが困難になりましたが、メデラの電動なら、しっかり絞れました。
・搾乳量は両側200mlをキープすると良いらしいです(生後5ヶ月頃から一回量が200くらい飲むから)
搾乳器
・メデラの電動搾乳器で両側同時搾乳できるタイプを買いましょう。使用後はネットで売ればと考えると、高い買い物ではありません。手動搾乳器も使いましたが、買うなら絶対に電動をお勧めします。
・母乳量が減ったかも!?という時も、搾乳器を使った母乳復活法をアメリカの病院で教えてもらい、効果てきめんでした!👏✨
・メデラの電動搾乳器のおかげで、息子は母乳で大きくなれました!メデラは入院中に1番お世話になったアイテムです。
退院の授乳
・3時間おきに搾乳を哺乳瓶であげます。
・直母は搾乳をあげる前に10分程度。
・眠り王子の息子は、乳首を咥えない&起きないは、ほぼ毎回でした10分試してダメなら、搾乳を哺乳瓶であげます。ここで直母にこだわり過ぎると、ベビーもママも疲れ果て、悪循環になります(長女と私のように😂)だから10分で切り上げましょう!
・1分でも、乳首から飲めたら、凄い!と自分も息子も褒め称える👏
・息子は、入院中、哺乳瓶に慣れていたので、直母は嫌がっていました(特に生後3ヶ月くらいまでは毎回イヤイヤしてた気がします、、)でも最強のスキンシップだと思って、めげずに続けてましたね。
・夜間帯23時前後は旦那に代わって搾乳をあげてもらい、長女の寝かしつけと自分の睡眠時間はキープしていました。
・一日8回のミルクタイムに直母の練習は一日5回前後(少ない日は1回〜0回もありました)
・搾乳量が多く取れたら、冷蔵庫に保管(48時間以内:アメリカのNICUルールと同じ)。夫にあげて貰う時に使いました。
・搾乳搾りたてを、室温で使いきるのは4時間まで。
・「授乳後、乳房の母乳の余りは絞りきること。絞らないとすぐ母乳量は減ります。」と、アメリカの産院で教わりました。
搾乳を作るタイミング
・授乳時間の直前にしていました(母乳過多なので、それで丁度よかったです。)
・直母をたっぷりあげたい場合、授乳の2時間前に規定量を搾乳しておけば、直母をあげる時には溜まっていました。
・一日のバイオリズムで、取れる時間帯と、全然絞れない時間がありました。余剰分は冷蔵や冷凍をして、足りない時に調整して使っていました。
・退院後も、ベビーの授乳回数分はきっちり搾乳器で絞っていました。直母でしっかり量を飲めるまでは、この方法で搾乳量をキープしました。
息子の直母一回量
・退院〜生後4ヶ月くらい:10〜50mlくらい。
生後5ヶ月 90ml前後。このころから、哺乳瓶で搾乳の飲みがだんだん悪くなりました。
生後6ヶ月 昼間は哺乳瓶で搾乳あげても、ほとんど飲まず。夜間の寝てる間なら、哺乳瓶を飲む。
生後7ヶ月〜ウトウトしてる夜間帯でも、哺乳瓶をあげようとすると断固拒否!直母ならグビグビ飲むように。直母、最初はあんなに嫌がってたのに
〜!!毎日哺乳瓶を使っていても、哺乳瓶拒否になりました。直母にするか、哺乳瓶にするかはベビーが選択していくんだなと。息子の選択を受け入れるまでです。
母乳育児をして良かったこと
・免疫を与えられる事!息子が産まれてから、家族みんな風邪を引いて寝込んだりしていましたが、息子だけは未だに一度も罹っていません。これは絶対に母乳のおかげだと思っています
・経済的!ミルク代が浮きます。
直母乳になって良かったこと
・お出かけ荷物が少ない。
・洗い物がない。
・お腹が減ったらすぐ出せる!
息子と私のオッパイ奮闘記でした。どなたかのお役に立てれば幸いです。