村上 春樹氏 残念でしたね
 日本人3人目の快挙となる!かもしれなかったですね

 受賞したのはオルハン・パムク氏
 トルコの作家でヨーロッパでは有名だそうで
 BBCが21世紀を代表する21人の作家の
 1人に選んでます
 世界20カ国で翻訳されてるそうなんですが
 日本ではやっと「わたしの名は紅(あか)」
 という本が出版されるそうです
 受賞を機に一躍、ベストセラーになってるそうです

 村上 春樹は好きな作家の1人で
 きっかけは本のタイトルですね
 「ノルウェイの森」
 この人の本はほとんどベストセラー
 といっても超がつくベストセラーで
 本は5万部売れると、とりあえずベストセラーの
 タイトルがつくそうです

 「海辺のカフカ」
 これは非常に感銘を受けました
 精神世界の童話のような感じで
 私は好きですね
 この本は昨年、アメリカで読んでおきたい
 10冊の本の一冊に選ばれてます
 
 この本の一節に
 不安、恐れ、迷い、というものは
 砂嵐のようなもので、かすかな予感のなかから
 突然、訪れてくる、
 避けようとしても、逃げようとしても
 自分の後から、必ず追いかけてくる
 だから、しっかりと目も口も耳も
 抑えていて、じっとして
 砂嵐が通り過ぎるのを待っている事が
 一番良いのである

 私は追い込まれると
 妙にジタバタして、もっと追い込まれ
 逆にじっとしてると
 何もしなくて良いのだろうか?と
 考えたりしてました
 今は自分が落ち着くまでじっとして
 ほかの事を楽しむようにしてます

 国営TVで出版社の編集者のプロという人物を特集してました
 作家に良い本を書かせるコツは
 自分が一番熱心な読者であることを伝えること
 上がってきた原稿の良い点だけ感想をつたえる

 作家は1人で孤軍奮闘してるので
 今、書いてるものが本当に世の中に受け入れられるのか、どうか
 不安が一杯になるときがあるそうなんです
 その時に良い点だけ伝えると
 その部分を伸ばそうとするし
 あまり良くない、その作品にとって弱点であるところに
 気がついてくれるそうです

 なんか子育て、人材教育と通じますね
 ただ、本人が気づかないとダメなので
 結局は本人の能力次第ということになりますね
 全員がアドバイスを受け入れるとは限りませんよね

 私の好きな格言を思い出しました
 賢者は忠告を必要としない
 愚者は忠告を忘れてしまう
 だから忠告(アドバイス)は、ほどほどに