いよいよです。この旅の最大の楽しみ、おいしいものは最後に食べたい!
 と思って、最後の最後まで残しておいたら、仲居さんに下げられてしまった
 という記憶が、遥か昔、ご幼少のみぎりに有りました。
 というのは、どうでも良くて、さっさと本題に行かんか。

  カーナビーSTから小雨(よく降るな)のなかを、いざ、ドミニオンへ行かん。
 劇場のまえは、黒山の人だかり本日もSOLDOUT.ひと、ひと、ひと、
 外人ばっかり、当たり前、おまえが外人じゃ。日本人もチラホラいます。
 2年ぶりのROCKYOUです。
 (結局、薬局、放送局、ロンドンで2回東京で1回です。このギャグ知ってます?)
 ハヤル心をおさえ30分まえに着席、ぐるりと周りを見渡せば、家族でおじいちゃん、
 おばあちゃん、パパママ、くそガキというファミリーが一杯。
 いいですね~。みんなで見て家族で共通の話題で盛り上がる。世代間の断絶なんて
 ないんでしょうな。我が家も全員音楽好きなのでありません。
 ファミリーで劇場に来て楽しむ、とっても良い時間の過ごし方ですね。

  QUEENはイギリスではビートルズ、ストーンズを超える絶大な人気で
 国民的スターというところです。そう言えばエリザベス女王在位50年(?)
 60年(?)記念イベントでバッキンガム宮殿の屋上でブライアン・メイが
 ギターをかき鳴らしていましたですよ。

  いよいよ、SHOW TIME
 開演前の舞台カーテン(緞帳)は重厚で気品あふれて、いい味を出してます。
 ドミニオンは古い劇場で(大体古い)クラシックな内装漂うホ-ルです。
 まるで、オペラが始まるようです。

 19:00オープニング INUENDO
 ぼちぼち鳥肌実です。(知らん?)
 時は近未来、ROCKが禁止され、音楽はすべて当局(キラークィーン)に
 支配されている、という前説てきな、暗い情景の芝居があり、暗転、、、

 一転、まばゆいばかりの照明と映像があふれ、
 RADIO GAGAでまさにQUEEN・WORLDのはじまり、はじまり、
 この曲で私はノックアウトです。曲が日本人好みの馴染みやすいということもあり、
 私は、もう舞い上がってはまり込んでます。
 ステージ以外は目に入らない、歌以外は聴こえない、完全にトランス状態です。

 メインキャスト以外にコーラス隊、兼ダンシング隊が20人くらいいて、一糸乱れぬ
 寸分もたがわない、きれいなコーラスを決めております。すばらしい。
 また、このコーラス隊のお姉さんたちがナイスバディでCCガールズ[古い!]よりも
 何倍もすてきなお姉さんたちです。目の保養、ヨシ、ヨシ。(何、みてんのよー!!)
 このあと、この人たちは衣装とっかえひっかえで何度も楽しませてくれます。

  曲はバラードも有りますので、ROCK YOUといいながら、
 メロディをじっくり楽しむことができます。そのなかでも
  to live forever     サラ・ブライトマンも歌ってます
◆somebody to love     主役の2人が愛を感じはじめる
  no one but you      感動の1曲です。お互いの愛を確かめる
 情感たっぷりに切々と歌い上げます。ウマイ!!の外は言えません。

 救世主として主人公が成長してゆくのですが(そんな映画があったなぁ)
 キラークィーンとの戦いに勝利を納めてゆくラストシ-ンが
 we will rock you  (ここで観客オールスタンディング!)
 救世主とともにrockn rollerの勝利です。そして
 we are the champion (劇場は一体化し大合唱!!)
 で、目出度しメデタシ、  THE END となるのですが、
 なんか、忘れていませんか?ちゅうことで。
 
 暗転の舞台奥のカーテンに
 もう、1曲聴きたいかい? ONE MORE SONG ?
 と出るのです。
 我々は全員一致で OH! YEAH!!!

 名曲 ボヘミアン・ラプソディ が静かにはじまります。
 フレディ・マーキュリーを偲び、追悼を捧げます。
 客はライティングスティックで応えます。美しい!!!
 まさに、ジーンとくる、涙、なみだ、なしではカタラなーと。

 そして、reprise WE WILL ROCK YOUでカーテンコールの嵐のなかで終わります。

 ここまでは、ロンドンバージョンで東京は日本ならではの
 スペシャルアンコールがもう1曲ありました。
 それは、もう、あんた決まってるでしょう

 BORN TO LOVE YOU
続く