最後に上半期の数字です。節目なので、総括とか、NISAの見直しとか、書こうと思えばいくらでも書くことはあるのですが、とりあえずは半期の損益計算だけしておきます。NISAとかは時間があれば書くことにして、総括は1年ごとで今回はいらないでしょうか。

 

損益計算といっても、単純に昨年12月末の損益率と今年6月末の損益率を並べて、ポイント差を見るだけです。やろうと思えば、日足でのグラフ化も出来ますが、まぁ、いらないでしょう。株式トータルと投信トータルは昨年12月の数字をとってないので、比率は空欄です。あと新NISAは、昨年末の数字自体ないので、当然ながら空欄になります。あと、月次では損益率の最高値と最低値を出していますが、今回は中間だし、いらんだろうということで、省略しました。

 

24年上半期
項目 損益率 昨年末 前期比
株式トータル 4.4% ---- ----
株式 特定 3.8% -9.3% +13.1
うち移管 -4.9% -19.4% +14.5
うち非移管 16.4% 9.7% +6.7
株式NISA 3.6% ---- ----
旧NISA株式 27.0% -0.8% +27.8
投信トータル 29.4% ---- ----
投信 特定 65.6% 29.2% +36.4
投信NISA 7.5% ---- ----
積立NISA 12.4% ---- ----
旧NISA投信 25.8% 4.6% +21.2
トータル 5.4% -8.4% +13.8


いや、改めてみてみると、年末時点の数字はすごいですね。相続した移管銘柄なんか損益率が2割近いマイナスだったりします。それを考えるとかなり改善しました。それでも移管は未だに含み損状態なのですが....。

 

非移管(の特定)が上半期末で16.4%で、6.7ポイントの上げです。ここで10年で2倍を達成するための条件を考えると、

 

  • 複利だと年率7.2%
  • 単利だと年率10%
  • 税金で20%引かれることを考えるとと単利で12.5%
  • 積立は?(計算がややこしいのでパス)
が必要になります。株式なので単利で考えると、税引き後12.5%の半期分だと考えて、6.25%欲しいところですが、6.7ポイントの上昇なので、何とかクリアしていると考えてよいでしょうか。で、始めてから1年半(お試し期間は無視)なので、非移管の全期間の損益率としては18.75%欲しいところですが、それには届いていません。
 
ただ、移管以外の数字を見ると、といっても投信特定と旧NISA2つだけですが、半期6.25%も全期間18.75%も超えているので、これらを足し上げたら相続分(つまり移管銘柄)を除いた運用成績では何とか10年2倍に近いところにいるのではないでしょうか。というか、旧NISA株式なんか、新NISAを数日しか違わないわけで、この数字はちょっと異常です。
 
なかなか予定通りには行かないものです。
 

投信は株式と比べると成績がよいです。ナスは1年半(正確には1年7ヶ月ですが、お試し期間は無視します)で96%、ナスを含めた投信特定が6割台です。10年2倍と考えるとかなりのスピード違反でしょうか。積立は半年で何とか10%越え、ただ毎月自動で買い足されるので、そこまで伸びないはずです。今のペースで伸びてくれれば、積立だけで10年後2倍に届くかどうか。今のペースで伸びるとは限らないのですが....。

新NISAの株式と投信(積立以外、というか、何度も言いますが成長投資枠という名前には胡散臭さを感じる。普通枠とか一般枠でよいのでは....)はスタート直後なので1ケタ台、株式は1銘柄+2ETF、投信は2銘柄で、枠はまだまだ余っています。5年で消化し切れない可能性も出てきました。
 

旧NISAは、期限の4年で2倍になって欲しいところですが、現状、約半年と考えて株式25%で投信22%、一応射程圏内でしょうか。ただ、旧NISA株式はアメリカSPとSOXのETFなのでアメリカ次第、旧NISA投信にいたってはインド比率が高いので、2倍射程圏とはいえ、インデックスとはいえちょっとリスキーかも。まぁ、買い足しできないし、期限内は売らないので、見守るしかないのですが....
 
まぁ、何にしても数字を並べてみると、一応事実としてどのくらいの損益かわかるので、やってみるものだなぁ、と思いました。