3月決算の発表シーズンに入りました。決算によってあがったり下がったりする時期です。今週は保有では4銘柄で発表、ピークは連休明けです。早速、保有の中でも経常が前期比マイナス2桁なのに今期予想(つまり来年3月の予想)でプラスだからという理由で急騰という変な動きをする銘柄が....、予想が外れたらどうするのでしょうか。

 

今週の統計

日本については、統計ではないけど日銀金利で大騒ぎでしたが、それ以外は目立った統計はなしです。

 

アメリカはGDPやPCEなど商務省の統計セットが出てくる週です。木曜日に出た四半期GDPは前回値、予想値を下回る1.6%、同じく四半期個人消費も前回値、予想値を下回る2.5%、ただし四半期PCEは前回値、予想値を上回る3.7%です。金曜日には3月PCEがでて、対前月ではPCEもコアも予想と下回る前月並ながら、対前年では予想を上回る結果....、教科書的にはインフレによる物価高騰で生活が厳しくなると消費が落ちて経済が冷え込むはずなのですが、どうしてこうなるのか。価格高騰を気にせず消費しまくっているということでしょうか。もし、そうだとしたら、

  1. 後払いによる消費、つまり借金
  2. 高所得層による消費、つまり経済格差

というふたつの可能性がでてきます。1だと文字通り後でツケが回ってくることになるし、2だとただでさえ分断だとか分裂とか言われているところに、さらに格差による分断が生じることになるわけで、どちらにしても長期的に見るとマイナス要因にしかならない様な気がします。

 

来週にはアメリカ金利に雇用統計がありますが、日本は連休、動きがあっても売り買いできないという状況になります。


今週の値動き

 

4月第4週
曜日 前日比 移管 非移管 日経 コメント
+1.73 +2.03 +1.34 +1.00  
+0.68 +0.93 +0.36 +0.30  
-0.37 -1.00 +0.44 +2.42  
-1.17 -0.78 -1.68 -2.16  
+1.04 +1.40 +0.57 +0.81  

 

先週は下げまくっていましたが、週明けから下げ止まって月火はプラス、水曜は日経が大きくプラスだったにもかかわらず保有はマイナスですが、月火に保有が日経以上にプラスだった反動に加えて、数量の問題で移管銘柄のマイナスが響いています。木曜日は日経も保有もマイナス、金曜日はプラスです。ちょっと変動幅が大きいのが気になります。

今週の損益率

 

4月第4週
項目 損益率 前週 前週比 備考
株式トータル -1.3% -3.2% +1.9  
株式 特定 -1.7% -3.5% +1.8  
うち移管 -10.2% -12.5% +2.3  
うち非移管 12.2% 11.0% +1.2  
株式NISA -0.5% -8.5% +8.0  
旧NISA株式 14.8% 10.3% +4.5  
投信トータル 24.0% 21.8% +2.2  
投信 特定 46.4% 44.8% +1.6  
投信NISA ---- ---- ---- まだ買っていない
積立NISA 6.0% 3.9% +2.1  
旧NISA投信 16.1% 13.4% +2.7  
トータル -0.5% -2.4% +1.9  


週全体で大体2%くらいの上げでしょうか。移管銘柄が-10%の壁にぶつかっているみたいで、なかなか抜けることが出来ずにいます。そのためか、トータルもプラマイゼロが壁になっています。この後5月になるし、夏が来るしで、決算後は落ちるでしょうか。加えて、去年末には「来年サプライズがあるとすれば、利下げがないのがサプライズ」とか言っていた人がいたけど、最近では利下げなしどころか利上げとか言われていて、そうなったらさらに下げそうです。一応、4万円からの最大20%下落を想定中ですが、必ず20%下がるとは限りません(20%以上の下げかもしれないですが....)。さて、どこまで下がるのか。

その他口座

為替は取引がどうのこうのという前に、経済問題のレベルになってきました。購買力平価までとは言わないまでも、各企業の想定レートぐらいまでには戻ると思いたいのですが、戻るのか?

野村はもう少し上げて欲しいけど、この後は無理でしょうか。年内に想定処分価格まで届いてくれるのか。それにしても、自前購入の投信と比べても成績が悪すぎます。

仮想通貨は、半減期があった割にはたいして上がらず、でも下がらずという状態です。まぁ、どちらにせよ、確定申告不要枠の関係で売るに売れないので、年末までは放置です。