投信を買って1年ということで、確認を含めての数字をチェックです。去年の12月に購入、買い足しはしていません。結果は、こうなりました。

 

投信1年目確認
投信種類 損益率 1年騰落率 1年トータルリターン
ナス100 +44.86 +43.44 +25.60
全米株式 +22.39 +21.16 +7.54
バランス +16.33 +15.49 +5.08


いずれも証券会社の投信のページにあるデータからの数字ですが、損益率は取得単価と現在価格から電卓をたたいて検算しています。損益率と1年騰落率はほぼ同じですが、若干のズレがあります。コレは単に、1日か2日のズレなのでしょうか。だとしたら、損益率と1年騰落率は同じと考えてよいことになります。

数字が全く異なるのが、1年のトータルリターンです。どういう計算式を当てはめているのかがわからないので何ともいえませんが、思うに理屈上は同じになるのでは....。まず、確かトータルリターンの式は、教科書通りなら

トータルリターン=キャピタルゲイン(=騰落率)+インカムゲイン

となります。手数料とか貸株金利などの余計なものは含まないとのことです(知りたきゃ自分で計算しろということらしい)。だから、たとえば株式の場合は

トータルリターン=含み損益+配当

になります。投信の場合は、配当部分が分配金になりますが、分配金が再投資されて口数が増えたり、含み損益の増加分以上の分配金を出したりすることがあるので、計算がややこしくなります。ただし、今回の投信は3本とも、配当に当たる分配金はゼロです。あと、手数料はないし保留額もゼロ、一応信託報酬はゼロではないものの3本とも年率1%以下何ですよね。それにETFの時の経験からいうと、日々引かれているらしい信託報酬は、基本的に基準額に反映されているはずなんですよね。実際、ETFを売った時に、税金は伝票が届いたけど、報酬は伝票も届かないし、支払った痕跡もないんですよね。年末精算だとすると別だけど、基本的にはETFの株価に反映されていたと考えた方がわかりやすいでしょうか。ただ、日々市場で取引されて変動しているETFの価格にどうやって上乗せしているのか、その方法は謎なのですが....。

あと、再投資についても口数を増やすのではなく基準価格(株価に相当)に乗っける仕組みのようです。なので、分配金も含み益に組み込まれていて、損益は含み損益に1本化されているということに....なるんじゃないかなぁ???? つまり信託報酬とか分配金とかを全部基準価格にひっくるめているので、

トータルリターン=キャピタルゲイン(=基準価格の含み損益)

 

 

になる....と思うんだけど....、でもならないということは、どこかで考え方が間違っているってことですよね。う~ん、どういうことだ? 利益がいくらかより計算の仕組みの方が気になります。ということで、投信購入から1年経過してわかったことは、

 

騰落率とトータルリターンは異なるけど、その仕組みがよくわからん
 
ということでした。なお、来年以降は買い足しを行うつもりなので、今後は取得単価と現在価格から電卓で損益率を出すだけになります。