今週は、日銀にFRB、消費者物価にアメリカのGDPやPCEなどと、ニュースとしては盛りだくさんでした。金曜夜にその日のグラフを確認すると、金曜午後に見事なV字、日銀が何かやらかしたのかと思いましたが、調べると「YCC柔軟化」なのだそうで....、どういうこと??? これは、もっともらしく聞こえるけど何を言っているのか全く意味不明なお役所用語の類いでしょうか。
その点、経済指標は数字で出てくるので、解釈はしないといけないとしても、示されるものについては明確です(中国のように、数字が信用されていない場合は別として)。ただ、これについても、表現の問題があったりしますけど....。例えばアメリカの経済指標は、「消費者物価指数」と日本語に訳されている場合もあれば、CPIと略号を使われる場合もあって、ややこしいです。しかもサイトによって表記が違ったり、あるサイトでは発表予定で掲載されているけど、別のサイトでは掲載されていなかったりします。結局、毎回でるたびに「これは難の指標だっけ?」と調べるハメに....。今週もPCE(訳は「個人消費支出」となる)の発表があったのですけど、あるサイトでは、
木曜日:個人消費
金曜日:PCEデフレーター 個人支出 個人所得
となっていました。えっと、どれがどれなのか?????状態です。まぁ、金曜日の「PCEデフレーター」で、PCEの数値を元に計算した指数らしいので、PCEそのものではないことになります。で、「PCE=個人消費支出」は、木曜日の「個人消費」なのか、あるいは金曜日の「個人支出」なのか???
木曜日にはアメリカGDPも発表されていたので、木曜日の「個人消費」はGDPベースの数字で、金曜日の「個人支出」がいわゆるPCEで、「PCEデフレーター」の元になる数字なのではないかと推測しました。ということで、昔買った経済辞典を引っ張り出しましたが役に立たない始末(PCEが載っていない)、見ると新版で1986年出版、現在は第5版なのだそうです。もう1冊、経済辞典というか用語集(有斐閣の黄色いシリーズだったかと思う)というかがあったはずですが、見当たりません。これは売っぱらってはいないと思うのだけど....。
さて本題、今週は下値をうろついていた半導体と精密を100株づつ追加、週末段階ではまだ含み損状態ですが徐々に上昇中です。まぁ、数年後に上がっていれば問題ないし、いっても200~300株しか保有していないので、のんびり待つことに....。金曜日のV字の際には、指値がひとつも引っかかりませんでした。
あと、落選したIPOとネット証券で取り扱っていなかったIPOの銘柄の上場があったので価格チェック、値段を見て「もし、買えていたら、いくらになっていたよなぁ」という妄想のみで終了です。というか、この間、この手の妄想が多いような....。勢いで買って値が落ちて悔しがるのと、慎重な判断と称して買わずにいたら値が上がり悔しがるのと、どっちがマシなのでしょうかね。どちらにせよ、個人的には後者に分類されるようです。
今週の結果は、株式は13.5%、投信は20%を切って19%、トータルで14%でした。
為替は、手持ちの玉がないので買うしかやることがない状態、FRBと日銀の金利決定でドル安だったら買ってみようかということで指値をセットしておきましたが、中途半場に行ったり来たりしたあげくにドル高になったので、結局買いはなしでした。仮想通貨は、今週も見てるだけ状態でした。