寒くなってきて、いよいよ暖房器具のシーズンが近づいて来ましたが、電気代がどうなるか、気になるところです。先週書いた電場裏から引っ張り出してきれいにするついでに消費電力をチェックしてみました。

エアコンが一番電気を喰うと思っていましたが、ヒーターの方が電気を喰うみたいです。きれいですが結構古いセラミックヒーター、消費電力は1210W、まぁ、92年製と古いこともあります。これまでも電力消費量が大きいので(その割に部分的にしか温められない)、あまり使っていませんでした。今年も使わないと思うけど、一応出しました。
 

家にあるより大きいこっちのヒーターは、電力消費量1150Wでした。昔だったら1500Wといったところでしょうか。小さいからといって、電力と使わないとは限らないようです。ちなみに、エアコンはというと電動機定格消費電力が950Wで冷房720W(最小180W)、暖房820W(最小150W)、待機電力0.4Wとなっています。一応、暖房は820Wと考えてよいのかな。あと春秋は、待機電力を考えるとコンセント抜いておくべきかも。


兄の部屋から出てきた古い電気ストーブは、600Wで、半分にすると300Wになります。最近は800W/400Wの電気ストーブが多いように思いますが、300Wでも十分に温かくなります。どうして新しい製品は電力使用量の大きくなっているのでしょうか。いずれにせよ、半分使いであれば、ヒーターの1/4の消費電力量になります。エアコンだと、最小使用電力量の倍なのですが、最小消費電力量での暖房効果がどのくらいなのかによるでしょう。たぶん、最大消費電力(1415W)で温めたあと、温度の維持段階で消費電力量を下げる仕組みで200~300W使うというところでしょうか。精査していませんが、電気ストーブ半分の方が、少し電気代が少ないのではないかと予想します。


去年ヒーターを取り換えたこたつは600Wです。最小だと90Wになっています。エアコンと同じく、暖まったら弱くなって消費電力も下がるということでしょう。電気ストーブの倍の電力ですけど、トータルで考えると電気ストーブより消費電力が低いかもしれません(使い方次第でしょうか?)。

電気ストーブより電力量が少ない暖房器具となると、コレになります。足元用こたつで、消費電力100Wです。便利そうで意外と使いづらいのですが、去年は母親に貸し出したところ、なぜか活躍していました。母の部屋では3畳くらいのホットカーペットを使っていたのですが、それより電気の使用量が少ないのと、足が悪く椅子に座るのでカーペットよりこたつの方がよいということで、重宝しているようです。今年も貸し出し予定です。


100W以下となると、父の部屋にあった電気毛布が2つ、日立製が75W、サンヨー製が50Wです。あと、壊れているらしく温かくならない山善製、同じく壊れているっぽい怪しいメーカー製は廃棄しました。父の部屋には、他にも壊れて処分するしかない電化製品が多数ありました。管理が悪いのか、使い方が雑なのか。兄の残した電化製品は、電池の液漏れで使い物にならないのはありましたが、汚れてはいるけど何とか動く状態、だから捨てられないのですが....。さて、どっちがよいのやら。それはとにかくとして、日立製を母のところに置くことに(感電が怖いという理由で使っていないようですが)。というか、洗濯が大変だった。
 

さらに電力消費量が少なく40Wなのは、この2つです。山善のホットカーペット(サイズ的に座布団だと思っていいたし、実際に座布団として使っていますけど)と足温器、たぶん中身は同じものでしょう。ホットカーペットは座布団として使うと、温かいを通り越して熱くなります。足温器は、足温器として使うとあまり温かくならないのですが、「同じものだよなぁ」と思い、試しに座布団として使ってみると、やはり温かいを通り越して熱くなりました。体重をかけると、熱くなるのでしょうか。これまでも使ってきましたが、5分つけて熱くなったら5分消すような使い方でした。とにもかくにも、厚着してコレを使うのが、電気代の節約になりそうです。

 


そして、兄の部屋を片付けているときに出てきたのが、20Wの「あんか」、コレも見た目は座布団ですが、製品名はあんかとなっています。20Wでどのくらい温かくなるのか、試してみる価値はありそう。というか、使えるのか、コレ?


番外編として、布団乾燥機です(何かでもらったカタログギフトにあった)。消費電力は600Wと高いですが、温めの場合は20分ほどの使用なので、寝る前の温めにはよいです。電気毛布とどちらが電気代の節約になるでしょうか。

本当は、乾燥機よりも布団用ダニ取り掃除機(?)が欲しかったんですけどね。