こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
蓋開けてびっくり!?
「普段本人に任せているんだけど、久々に見てビックリ!」
「この効率の悪さ、指摘したほうがいい?」
「でも本人のやり方があるし、様子を見ておくべき…?」
割としっかりしているほうだと思っていたわが子
塾の宿題もそれなりにやっているし、塾の先生からは何も言われてないし、順調なのかなと思っていたら…久々に勉強の様子を見てビックリ
…え、なんだか取り組みが雑じゃない
そのわりにここにはそんなに時間をかけるの
と勉強の仕方がムラ・ムダだらけ
これは毎日チェックするしかないと思うけど、ついきつい言い方になって親子バトルは避けたいし、正直負担
今はこんな感じでも、そっと様子を見ていたら、そのうち自分でできるようになってくれるかも…
どうすればいいのでしょうか
🌸週末親子学習タイム🌸
自主的に学習を進められる、自立した子を公立中高一貫校は求めているとはいえ、
一人ではじめからできる子は、かなりまれです
親子二人三脚で挑戦できるのが中学受験(受検)
その分大変ではありますが、せっかくですから、親子で一緒に学習に取り組む時間を楽しみながら作っていきましょう
親子学習タイムのススメ
親子ともに平日は時間のやりくりが難しいかと思いますが、週末に1~2時間でも(もしくはもっと短くても)、親子学習タイムを作るといいですよ
意識的に時間を共有することで、
- ちょっとしたミスの癖
- 成長したところ
に気が付きやすくなり、ほめたり、アドバイスしたりしやすくなります
こういった細かなフォローは、家庭ならではの強力な力です
たとえば、親子で同じ問題にチャレンジしてみて、お互いの解答をチェックする…なんて取り組みをしている保護者さんもいます
(親子チャレンジ、実は結構張り切って取り組む子が多いんですよ)
答え合わせの際は、単純に正誤を確認するだけでなく、
「なるほど、こういう解き方をしたのか~」
「こういう言いまわし、今度使ってみよう」
など、お互いに知らなかった解法を共有することで、学び合いの時間を楽しめます
(また、自己採点ではないので、お互い厳しめな採点になるのもいいところ)
「問題を解くのはハードルが高いな…」
という方は、まずはお子さんが学習しているそばで、保護者さんも一緒に、添削や読書をして、
「この時間は親の自分も一緒に学習しているよ」
という姿を見せるようにしてみてください
また、平日の取り組みを聞いて、次回への作戦会議を練る時間を作ったり、日々の取り組みにスタンプやシールをためてがんばりが見えるようにしたりするのも素敵ですね
学習の仕方を一緒に考える
親子学習時間を通じてお子さんの学習の様子を見ていると、
「なんだか効率が悪い?」
と思うことがあるかと思います
こういった学習の仕方についての課題は、本人は気が付いていないことがほとんど
また、自分ではどう改善したらいいのかがわからないことも多いです
保護者さんから都度アドバイスしつつ、軌道修正しながら進めていく必要があります
(かといって、押し付けになると反抗したくなる難しい年ごろなので、本人の意思を尊重しつつ、相談しながら進めましょう)
学習時間の使い分け
よくあるお悩みとして
「問題演習で時間がうまく使えていない」
があります。
具体的に言うと、
「量はサクサクこなすけれど、やっつけ仕事感がある」
「丁寧だけど、こだわりすぎて時間がかかる」
の2つ。
この場合は、効果的に学習時間を使えるよう、
- タイムアタック
- じっくり問題演習
の2つを使い分けることをおススメします
時間の取り方はいろいろありますが、○曜日はタイムアタック、□曜日はじっくり問題演習、という風に、曜日で固定するとわかりやすいかと思います。
今のうちにこういった仕組みづくりをしておくと、後々楽になってきますよ
①タイムアタック
塾や習い事など、予定が長時間入っている曜日は、使える時間が限られています
そんな日は、タイムアタックに挑戦
タイマーをセットして易しめの問題に時間勝負で取り組みます
たとえば、15分間で10問解くという具体的な目標を設定しましょう
短い時間に一気に集中する練習は、問題解決力やスピードを向上させるのに効果的ですよ
苦手な分野を復習する際は、学年が1~2個下の問題を、いつもよりも短い時間設定で取り組んでみるのがおススメです
②じっくり問題演習
週末や予定のない平日など、長めの時間がとれる日は、難問にじっくりチャレンジする日にしてみましょう。
たとえば、すでに過去問(銀本)に取り組んでいる場合、わからなかったらすぐ答えを見る…というよりも、今はじっくり考える力を養う時期です
(あまりに長すぎると良くないので、大問1つあたり30分まで、などの上限は設定しておきましょう)
これから本番が近づくにつれ、そういった時間をとるのが難しくなってきます
今のうちにじっくり考える日を作って、思考力を鍛えておきましょう
親子学習時間を楽しみつつ、
我が子に合わせた計画を
本番に臨むのはお子さん一人ではありますが、それまでの山あり谷ありな道のりは、親子のチームワークで走っていきます
親子での学習時間を大切にし、わが子に合わせた学習ペースを工夫していくことが、さらなる成長につながります
一緒に楽しみながら、わが子の可能性を広げるサポートをしていきましょう
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