こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
不正解に向き合いたくない…
「解きなおしなさい、と言うと一気にやる気ダウン」
「あれもこれもできてないのに、なんなの?」
「これじゃいつまでもできるようにならないよ~」
バツ❌がたくさんついて、解きなおしの量が膨大に…
塾の宿題で模試の解きなおしをやってるけど、赤ペンで答えを写して終了~、になってる
こんなんじゃ全然ダメだし、本当はもっと真剣に取り組んでほしいのに…
どうすればいいのでしょうか
🌸バツ×は自分専用のお宝情報の印🌸
たしかに、バツ❌がつくのは大人でも嫌ですよね
一生懸命考えたのにバツがつくと、自分自身も否定されたように思い、一気にやる気が下がるのもよくわかります
まだ小学生、なかなか冷静に受け止めるのは難しいです
となると、バツがついた問題をもう一度解く「解きなおし」は気が重いのはなおさら
「一度やった問題を、やる意味が本当にあるの?」
「もう二度と出ない問題じゃん」
(できたらやりたくないな…)
という子が大半だと思うので、解きなおしについて、今一度お話ししますね
解きなおしの目的
まず、解き直しの目的は、
次に似た問題が出たときに絶対に落とさない
こと
ただの作業ではなく、自分の成長と実力向上のための手段として捉えることが重要です
…と分かっていても、
「なかなかバツ❌のネガティブなイメージがぬぐい切れない…」
という子も多いかと思います
バツ❌は、「あなたのここがダメなんだよ」という印ではなく、
「ここをできるようにしておくと、次回レベルアップするよ!」というお宝情報の印
です
バツ❌がついたら、
「お宝情報をゲットしたぞ」
「自分はまだレベルアップできるんだ」
という風に意識を変えましょう
また、そばで見ている保護者さんも、何度も同じ間違いをされると、つい、
「またココまちがってるじゃん」
と言いたくなるかと思います
痛いほど気持ちはわかりますが、そこはぐっとこらえて、
「そうか、うちの子はここをもっと鍛えればいいのか」
「まだまだ伸びしろがあるじゃん」
と意識を切り替えて、声掛けを工夫してみましょう
(それこそ、余裕でいつも100点が取れていたら、それ以上レベルがあがることはないですし、もうその分野は勉強する意味がないってことになっちゃいますよね)
お宝ノートを作ろう
バツ❌でお宝情報が見つかったら、専用のノートを作ってストックしておきましょう
これは、自分のダメなところノートではなく、お宝ノートです
「次に出たら絶対取るぞ~」
という問題を集めていくので、未来の自分へのプレゼントと言ってもいいかもしれませんね
自分専用のお宝ノートなので、ゆくゆくは自分が使いやすいように仕上げていくとよいですが、初めて作る人にとってはハードルが高いもの
「お子さん一人で作るのはまだ難しい…」
という場合は、保護者さんが一緒に作って見本を見せてあげてください
とはいえ、
「どう作るの?」
という方ももちろんいるかと思うので、ケイティ流お宝ノートの作り方をこっそり伝授しちゃいますね
ケイティ流お宝ノートの作り方
1. 表ページ:解きなおしと要点のまとめ
解き直した問題のポイントや解法をまとめます
「~すればよかった」と反省を書くのではなく、自分の理解を深めるためのページにしていきましょう
2. 裏ページ:穴埋め問題
解いた問題の裏側には、その問題に関連する新しい問題を穴埋めで作成します
この自作問題集を使ってセルフチェックができます
時間をおいて解きなおしたときに、理解があやふやだなと思ったら、表ページを見て何度も確認するといいですよ
解きなおしたら…「はい、終了」!?
問題を解いて採点
→すぐ解きなおす
→はい、終了~!
という子がほとんどかと思いますが…バツ❌は自分だけのお宝情報の印
それをたくさん集めたのがお宝ノート
…たった1回使って終了、で済ませていいですか
それは本当に本当にもったいない~
せっかくの「自分だけのお宝」、フル活用しましょう
そのためには、その場だけの記憶に終わらせないことがポイント
お宝ノートの問題を作成してすぐ解くと、答えを覚えてしまっていることもありますよね
時間をおいてから再度取り組んで、理解を定着させましょう
バツ❌はお宝情報の印、
たくさん集めてフル活用!
これからの時期、適性検査対策が本格化していき、問題の難易度が上がっていきます
「こんなにできないんだ…」
と心折られることもあるでしょう
でもそれはみんな同じ
「まだまだレベルを上げられるぞ~」
と半ば無理やりでも気持ちを切り替えて、バツ❌を味方にできた人からぐんぐんレベルアップしていきます
自分だけのお宝情報、フル活用していきましょう
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