こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
なんとかやる気を出させたい…
「もう6年生なのにやる気が見えない」
「それなのに受験はする!って言うし…何なの?」
「なんて声をかけたらいいのよ~」
「この学校をめざしたい
」
って言うから、応援しようと腹をくくったのに、当の本人のやる気がいまいち見えなくてモヤモヤ…
「…本当に受験するの?」
「する!」
のやりとりばかりで、これじゃまるで、やるやる詐欺?!
イライラするのも嫌だけど、放置するわけにもいかないから、なんとかやる気を出させたいけど…
どうすればいいのでしょうか
🌸原動力となる6つの要素🌸
やる気が出ない問題=永遠の課題ですよね…
特に今の時期は、
「もう受検学年!がんばらなきゃ
」
「まだ1年あるじゃん~
」
と親子間の温度差が激しく、保護者さんがやきもきしやすい時期です
(今の時期からめちゃめちゃやる気でそれが持続する子がいたら会ってみたいレベルです)
自分が学びたいから学んでいるという内から湧き上がる動機で勉強できるのが理想ではありますが、最初からそうはいかないもの
そこで、やる気を上げる6つの要素を紹介します
人によって、
「①は効果的だけど、②はイマイチ響かないみたい…」
など、要素の影響に差があります
(もちろん親子でも違いますよ)
「我が子はどの要素での後押しが効果的か」
考えながら読んでみてくださいね
①計画を立てる
計画を立てることで、見通しを立てることができます
なんとなく
「あれもこれもやらなきゃ」
だと不安が募り、やる気が起きないものですが、可視化することでやるべきことに集中できます
- やることリストが終わったら消す
- シールを貼る
などの工夫をすると、達成感が得られてますますやる気アップにつながりますよ
②ほめる
ほめられるとうれしくてやる気が上がりますよね
お子さんにとって、保護者さんからのほめ言葉はなおさらうれしいもの
「こんなにがんばったんだね、すごい」
「お!これできるようになったじゃん!さすが~」
など、盛大にほめてあげてください
「受験するんだから、このくらい当然じゃないの?」
と思うかもしれませんが、子どもたちにとっては大きな一歩
それを認めてほめてもらえることは、とてもうれしいもの
気恥ずかしさはそっとしまって、まずは一言だけでも、
「がんばったね!」
と伝えてあげてください
③ごほうびを設定する
ごほうびがあると、ちょっと辛いこともがんばれますよね
「これをここまでやったら、〇〇をしよう」
「この日に〇〇に行くから、それを楽しみにがんばろう」
など、好きなごほうびを設定しましょう
保護者さんからごほうびをもらうことももちろんうれしいと思いますが、少しずつ自立させていきたいところ
「課題をここまで終わらせたら、おやつにする♪」
など、徐々に自分で自分にプチごほうびを設定できるように、一緒に考えてあげるといいですね
④順位を意識する
塾内テストや模試で上位の成績が取れるとうれしいもの
次もがんばろうと思いますよね
「次の模試は〇位以内に入るぞ」
「前回順位が落ちちゃったから、次は絶対挽回する」
など、
「順位を意識することでがぜんやる気に燃える」
という人にとっては、強い原動力になります
競争が好きとも言えるので、集団塾にも向いています
⑤損したくないと思う
ごほうび設定とも少し似ていますが、
「〜〜をやってからでないと、〇〇ができない」
など、
「これをしないと損をする」
という気持ちも背中を押す力になります
つい
「進んでやっているわけじゃないし、よくないのでは?」
と思うかもしれませんが、
たとえば模試で良い成績を取って、
「これより落ちたくないから、がんばって勉強する」
というのも同じ「損したくない」という気持ちですから、これも立派な動機です
(大人だって、「得したい」というより、「損したくない
」と強く思いますもんね)
⑥未来を想像する
「あの学校に入ったら、あんなことやこんなことをするんだ…」
と未来に思いをはせるとワクワクして、
「その未来を手に入れるために今がんばろう」
となりますよね
まだ受検生としての自覚が薄い子が多い今の時期は、なかなかそうは思えないかもしれませんが、
- 学校見学で志望校の様子を体験する
- 先輩の話を聞く
などの体験を重ねていくことで、徐々に意識できるようになり、「未来を想像すること」が大きな原動力となります
自分だけの「中学校でやりたいことリスト」を作って、ときどき眺めて気分を上げる…なんてのも素敵ですね
6つの要素のうち、強く
出ている傾向にあった声かけを
いかがでしたか?
今のお子さんを見て、特に強く出ている傾向にあった声かけをすると、やる気アップにつながります
自分が学びたいから学んでいるという内から湧き上がる動機で勉強できるのが理想ですが、なかなかそうはいかないもの
お子さんのタイプを見ながら、上手に声をかけていきたいですね
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