こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
作文、前途多難…
「正直苦手な作文、課題がたくさん」
「内容もいまいちだけど、文のバランスもよくない…」
「どこから手をつけたらいいの?」
苦手なりにも、一生懸命書いている作文
あまり親が全部を求めると反抗して書かなくなりそうだし、とりあえず自由に書かせてはいるけれど…
もう少しレベルアップさせてあげたい
解答例の模写がいいらしいけれど、それって作業にならない
無の状態で書き写すだけって意味あるのかな…
写すだけなのはズルみたいで本人もやる気がでないみたいだし…
どうすればいいのでしょうか
🌸これで上達!模写のやり方🌸
課題が山積みだと、どれから手を付けたらいいか困ってしまいますよね
今は土台を作る時期なので、よくあるお悩みの一つ、「内容が浅い」ことについては、いったん置いておきましょう
保護者さんは不安ばかりかもしれませんが、秋以降、子どもたちは今からは考えられないような深い作文を書くようになるんですよ
まずは
①表記ミスを減らす
②構成を覚える
③使える表現を増やす
の3点に気を付けていきましょう
①の表記ミスについてはこちらの投稿を読んでみてくださいね
↓↓記事はコチラ↓↓
今回は、②③にとっても効果的な解答例模写のコツについてお伝えします
模写の大切さ
当然といえば当然ですが、適性検査の作文の書き方に慣れていない子が、初めからバランスよく書くのはまず無理です
自分なりに一生懸命考えて書く、ということはもちろん大切ですが、同時に型を覚えることも大切です
型を覚えないまま書いていて、よくあるのが、
結論と作文冒頭が全く同じになってしまう
→結論に書くことがなくなる
→結果、内容が薄くなる
ということ
いきなり書き始めるのではなく、書く前に自分で構成を考えられるようにしていきたいのですが、
「それもハードルが高いな…」
という場合、模写をして全体のバランスを覚えましょう
保護者さんが
「自分だったらこう書くよ」
というのを書いて見せるのも良いですよ
ケイティ流模写の手順
「いやいや、模写=丸写しでしょ?」
と、思ってしまう方がいるかもしれませんので、
ケイティ流模写の手順
をお伝えします
①まずは見比べる
自分の答案と解答例を見比べて、どんな違いがあるか考えましょう
「なんとなく雰囲気似てるし…」
で済まさず、よーく見比べることが大切ですよ
このとき、気づきを簡単にメモしておきましょう
②解答例を模写
次に、解答例を書き写していきます
実際に書いてみることで、
「ここは参考になるな」
「こういう書き方をすればいいのか」
がわかってきます
③マーカーで色分け
模写が終わったら、文章を以下の3つにマーカーで色分けしましょう
- 体験
- 体験から学んだこと
- 全体を通しての主張
※慣れるまでは、「意見」「感情」「体験」の色分けでもOKです
④使えそうな表現を記録
②でだいたい参考になるところを確認しながら模写しましたが、人間はすぐに忘れるもの
マネしたい表現・単語を忘れずに赤ペンでチェックしておきましょう
自分だけの単語帳に書き溜めて行ったり、一覧にして机の前に貼っておくのもいいですね
⑤真似をしつつ書いてみる
解答例を参考にしながら、自分でも書いてみましょう
大きな要素・構成だけそのまま使って、体験は自分だけのものを書くといいですよ!
たとえば「失敗から学んだこと」というテーマで、解答例から、
①こんなことで失敗した
②何が原因で失敗したのか分かった
③これからは~していきたい
という要素が抜き出せたとしましょう
そこに、自分の体験・考えを当てはめて書いていけばOK
①~⑤までやって、初めて模写が完了です
いかがでしょうか?
ほとんどの人が②で終わっているのではないでしょうか
ぜひ自分の作文に活かして、意味のある模写にしましょう
模写=丸写しで終わらせず、
自分に落とし込む
実は、作文に苦手意識を持っている子ほど、模写をやりたがらないです
きちんとやればどんどん作文のレベルが上がっていくので、今のうちにぜひ取り組んでみてください
公立中高一貫校をめざす
親子のための
オンラインサロンはコチラ