こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
家庭学習メインでやってきたけれど…
「公立中高一貫校対策専門の塾に通うべき?」
「私立中対策の塾より進度もゆっくりみたいだし…」
「これなら家庭学習で十分かも?」
今までずっと家庭学習メインでやってきて、そろそろ受検学年だし、塾に通ったほうがいいのかも?と思って資料を取り寄せてみたけれど
春のうちは割とゆったりカリキュラムで私立中対策との差を感じる…
私立中対策だとオーバーワークだって言うし、これで十分なら、今までどおり家庭学習だけでも対応できる
でも塾は情報を多く持っているから取り残されたくないし
どうすればいいのでしょうか
🌸入塾したらOK!ではない🌸
公立中高一貫校について、専門的な知識や幅広い情報を持っている点で、塾は大いに活用すべきですが、「通塾すべきかどうか」は、公立中高一貫校受検において永遠のテーマだと思います
ただ、経験上、公立中高一貫校を偏差値順に並べると、偏差値が高い学校ほど通塾率が高いと感じています
もちろん、偏差値で適性検査の難易度を単純に測ることはできません。
が、高難度の学校になればなるほど、
「通塾 or 家庭学習」というどちらか一方のみではなく、
「通塾+家庭でもしっかりフォロー」
という両輪で対策をされているご家庭が多いです
受検には個別フォローが不可欠
また、適性検査は記述問題が多いため、集団指導だけでは伸ばしづらく、個別でのフォロー(手厚い添削や弱点補強)が不可欠です
保護者さんと一緒に我が子にあった方法を考えてくれる助っ人を一人でも増やすという点から考えても、塾は心強いパートナーです
講師の役割としては、
- 激励係
- 引き締め係
- 相談役
など、様々ですが、年度初めからずっと通っていればいるほど、講師と生徒の精神的なつながりは強くなります
ただ、公立中高一貫校受検は講師にとってもハードなので、入れ替わりが激しく常に人不足なのも事実です
「全く思うようなサポートが受けられなかった…」
という声は、どこの塾に行ってもあり、大手の塾でも校舎間格差は大きいようです
公立中高一貫コースの前期の役割
公立中高一貫校コースの前期課程は(ちょうど今から夏ごろまでですね)、ちょっと受験算数に範囲を広げた基礎固めです
となると、私立中受験コースに比べ易しく思えますし、
「塾に入らず、家庭学習でいけるんじゃないの」
と感じてしまうのもわかります。
その数か月の間、塾側は、
- 学力
- 意欲
- 性格
- 家庭のフォロー など
を総合的に見たうえで、
- 十分合格を狙える
- あと少し努力すれば届きそう
- 今のままでは厳しそう
を判断して、本格的な演習が始まる後期に備えます。
そういった様子見と、学習習慣作りも前期の役目です
方向転換は「よくあること」
実は、公立中高一貫校受検においては、夏~秋くらいまで塾迷子になる方はとっても多いんです
「転塾もよくあること」です
なので、
「一度決めたらずっとここでやっていく」
と思う必要は全然なくて、先輩保護者さんも、みなさん塾のメリット・デメリットをふまえて、
- 校舎を変える
- 転塾する
- 塾なしにする
など、試行錯誤しながら進めていっています。
なので、
①まずは体験してみる
②入塾して様子を見る
③違和感を感じたら目をつぶらない
ということを覚えておいてください
お子さんも保護者さんも、無理をしてがまんする必要はないですよ
「通塾してみようかな」
と少しでも思ったなら、まずは春期講習で体験してみて、雰囲気や先生との相性を見てみるのがおススメです
そのうえで、
- 保護者さん「ここなら預けたい」
- お子さん「ここに通いたい」
の両者の気持ちが一致するところなら、入塾を前向きに検討してみてくださいね
入塾してからも、様子は見つつ
違和感を我慢しないことが大切
「すべてがわが子にあっている」なんてところはないからこそ、ちょっとした違和感を見逃さず、カスタムしていくことが大切です
まずは試すところから、やってみてくださいね
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