こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
受検学年、模試がたくさん…
「受検学年、模試がたくさんあるなぁ」
「最後のほうは模試に追われるって聞くけど…」
「とりあえず受けてたらなんとかなる?」
噂によると6年生は模試がたくさんあるらしい…
塾の年間スケジュールでなんとなく知っているけれど、ほかの模試も受けたほうがいいとなると、やりくりが大変そう
とりあえず学年が上がってから、波に乗ればなんとかなるかも
いや、でも、今のうちにできることがあるならやっておきたい…
どうすればいいのでしょうか
🌸模試準備は今のうちに🌸
受験学年になると、急激に増える模試
特に6月ごろと10~11月ごろは毎週(時には土日連続で)模試…なんてこともよくあります
模試は自分の立ち位置を知るいい機会
道場破りのつもりでどんどん受けてほしいけれど、受けっぱなしはもったいない
そこで、模試活用のポイントを5つ紹介します
①ファイル作成は初動が大切!
ファイリングを始めるなら、今
新学年になる前、2月や3月の今の時期が特に重要です
あとからやろうとすると面倒になってしまいがちなので、ここでしっかり準備しておくと後がとても楽ですよ
とはいえ、いきなりお子さんに作らせるのは難しいもの
まずは保護者さんが見本を見せてあげましょう
100均の薄いファイルで十分なので、お子さんが理解しやすいように、ファイルの整理方法を示してあげましょう
たとえば、
- 「青いファイルは公中検模試、ピンクは首都圏模試」など模試ごとにファイルの色を分ける
- 「解きなおしがまだなのはこのフォルダ」「終わったのはこのフォルダ」と、進捗状況に応じてフォルダを使い分ける
など、親子で楽しみながら準備を進めていってくださいね
②模試は宝の山と心得る
模試は、適性検査を研究しているプロがつくっています
「こういうテーマが出そうだな」
と思ったものを出題しているので、情報収集という意味でも宝の山でしかないです
実際、
「とある模試で使われた文章が、本番の適性検査に出た」
なんてこともあります
使用されている箇所は違っても、元の文章が同じであれば、出題テーマは同じですので、
「今回の文章は○○のテーマについてなんだな」
とわかり、しっかり解きなおして理解していた受検生は、一歩リードすることができますよね
③模試受験のハードルを下げる
模試は宝の山!というのは理解できても、
「模試受けるの…やだな」
そんなお子さんが多いかと思います。(というかほとんどですよね)
ここで必要なのが、保護者さんの演技力
適性検査模試は相性の影響が大きく、A判定からC判定まで振れることもあり、結果はジェットコースターのようなもの
(ここが私立中受験と違うところです)
結果を見た保護者さんの表情が硬くなったり、ピリピリしていたりすると、お子さんが模試受験自体を怖がるようになってしまいます
試験一つ・模試一つとっても、保護者の顔色一つでやっぱり変わるもの。
どんな悪い成績でも、
「もうあとは上がっていくだけだね」
「じゃあ次はここをめざそっか」
など、前向きな声掛けを心がけてみてください
④模試は最低3回解く!
模試は最低でも3回解きましょう!
- 1回目は模試会場(または自宅受験)→解答をもらったらすぐ確認
- 2回目は3か月後
- 3回目は直前期
1回目の会場受験(または自宅受験)後は、解答をもらったら、すぐに確認することも大切です
(当日中の解き直しは、「3回解く」のうちの1回に含みませんよ)
2回目はちょうど忘れた頃が3か月後なのでおすすめのタイミングです
3回目の直前期は、最後の確認!のつもりで解きましょう
模試の解きなおしができていない状態で、
「あれもやっておけばよかったな」
と思いながら本番に臨むのは、結構プレッシャーになります
「やってもやってもきりがない」
のはもちろんですが、だからこそ、少しでも自信をもって本番に臨めるようにしたいですね
⑤模試専用のスケジュールを作る
これからいろんな模試を受けるかと思いますので、模試専用のスケジュールを作ることをおススメします
(あれこれ模試を受けていると、何が何やらわからなくなってくるので…)
- 受験する模試の日付
- 次回の模試の予約期限
- 解きなおしのタイミング
など、一緒にスケジュールに組み込んでしまうといいですよ
スマホのカレンダーアプリに登録して、親子で共有するのもおススメです
リマインド設定をしておくと、日が近づくとお知らせしてくれるので便利ですよ
(ケイティのおススメアプリは「timetree」)
模試は宝の山!今のうちから
親子で準備を始めましょう
せっかくプロが分析して作った模試を受けるんですから、情報を余すところなく吸収したいところ。
ファイルづくり・スケジューリングなどなど…親子で楽しみながら模試をフル活用してくださいね
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