こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
適性検査型の私立中って…どうなの?
「塾の先生に適性検査型の私立中併願を勧められたけど…」
「偏差値的にも、正直どうなの?」
「受けても進学する気ないしなぁ…」
公立中高一貫校を第一志望に、日々適性検査対策に専念していると、ますます謎に見えてしまう私立中受験の世界
適性検査型の私立を受ける子もいるみたいだけど、偏差値はさほど高くないし、進学するつもりがないなら受けるだけ無駄…
いや、いっそ第一志望の公立中高一貫校と同じくらいの偏差値の私立中を受験するほうがいいのでは
とぐるぐる…
どうすればいいのでしょうか
🌸「全落ちにしない」ということ🌸
私立中併願、悩むところですよね
一番良くないのは、私立第一志望と、公立中高一貫校第一志望のレベルが同じくらいというケースです
特に、今の時期から、偏差値だけを見て、
「公立中高一貫校もいいけど、同じくらいのレベルの私立中も受けようかな…」
というのは、現実的ではありません
公立中高一貫校を第一志望とする場合の私立中併願は、可能な限り、4科目型ではなく適性検査型を選ぶようにしましょう
まず第一に、
「本番のための良い演習になる」
というメリットがあります。
模試とはまた違った緊張感だったり、志望校と似た問題の演習ができたり…というのは、適性検査型私立中を受けるからこそ得られる経験です
そして、それ以上のメリットとしては、
「全落ちにしない」
ということがあります
これは本当に大きいです。
「ダメだったとき」のことを考えるのは苦しいですよね
でも、そのシミュレーションも、保護者さんの大事な役割です
適性検査型の私立併願は、「合格」という意味ではそこまで難しくはありません
(募集人数よりも多い合格者が出ることも多々)
「じゃあ…なおさら意味ないのでは‥」
と思うかもしれませんね。
ですが、ここで合格しておくことで、直前期の気持ちに勢いを持たせることができます
また、万が一、本命のご縁がなかったとき、
「第一志望はダメだったけれど、少なくとも1校は、これまでのがんばりを認めてくれた」
という結果は、心の支えになることもあると考えるからです。
「はじめは全然考えてなかったけど、やっぱり合格した私立中に行きたい」
となるかもしれません
もし、地元中に進学する道を選んだなら、3年後にまた大きなチャレンジがあります
どんな道を進むことになっても、これからも前向きに学び続けるための肯定感を、1つでも用意してあげられたらいいな…と思います
お子さんには、
「絶対大丈夫」
と前を向いてもらって、
「もし、ダメだったら…」
のことは保護者さんの頭の中だけで、万が一の接し方やフォローを考えておきましょう
(表には一切出さず、女優になりきって)
不思議なもので、どんな結果であっても、子どもの方がアッサリと前を向いて進んでいくもの
大人の方が心積もりが必要なんですよね。
これからも前向きに学び続けるための肯定感を持たせよう
たかが併願…かもしれません。
ですが、受検勉強が全て終わって、抜け殻のような気持ちになったとき、合格証書が1枚でもあると、気持ちの区切りがつけやすくなります
志望校合格をめざして突き進んでいる今の時期に考えるのは胸が痛いですが、選択肢の一つとして、考えてみてください
中学受験ナビにて連載中!
私立併願校の選び方のポイントについては、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね
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