「あそこね、寒グレめっちゃおもろいねん」
若船頭の言葉が、頭から離れなかった。
そろそろいいかな?
金曜の夜、南紀に向かって走ります。
オキアミ9kgにアオイソメ少々。
夜の部は・・・
何年前になるか、たしか初釣りだったから今頃だった。
白浜近くの波止で、アオイソメを流したらヒラセイゴのまぁまぁのサイズが釣れた。
刺し身にしたら、旨い旨い!
たしか、おふくろ健在のころだったな。
自分でも、あの甘い身の味は初体験だった。
季節、場所によるところもあるんだろうけど、平スズキは旨いという刷り込みが出来た。
久しぶりにあそこ行ってみるか?
と、その場所で約2時間半。
20cmオーバーのガシラの巣は発見したけど、本命はさっぱり。
結局、ガシラも全員無罪放免して、コンビニでカレーうどんと缶ビールか買って、渡船屋さんの駐車場で夜食くって一人酒盛り。
酔わんと寝れん!
さて、寒グレシーズンまっただ中の休日。
なのに、客は4人!?
串本方面が、めっちゃ釣れてるから、そっちに流れてるんでしょうね~
という事で、寒グレの面白い場所に行くつもりが、A級磯に変更となる。
水温は?
え!?
18度??
たぶん、数日前は15度くらいだったはず。
グレ釣りで、最適な水温は17度と理解してます。
こりゃ、今日はぼっこぼこに釣れるかも!ほかの客は大喜び。
結果的に、高水温がもたらしたのは、想定外のエサ取り攻撃だった。
低水温=生のオキアミで十分とボイルは持参せず+サシエも少ない目
これが結果的に敗因となった。
で、一人上がった磯で、一投目からグレ。20cm
22cm・・・
次第にエサ取りが多くなり、波しぶきを浴びながら流れの中から沖を狙って、30弱のグレ。
だが磯際で突っ込まれハリス切れ。
気を取り直して掛けたやつはでかかった。
予想通りの突込みを、事前に準備しててもためまくったら道糸から飛んでいきました。
道糸、メンテサボってたからなぁ・・・
かなりショック。
やけくそで、竿を1.7号。
道糸、ハリスとも2.5号で強引に取ったる!
で、難なく抜きあげたのが、尺足らずのグレ。
こんなんじゃなぁ( ´(ェ)`)
ところが、このころから爆風が吹き付けるようになり、とてもじゃないけど立ち向かえない。
風を背に受けて続行したけど、時々突き落とされそうになります。
しかも、釣れるのは、サンちゃんにコッパ。
流れもないし、餌も通らずどないもならん・・・
磯替わりをしようと、弁当船を待ってたらお昼になってもた。
風のないとこあげてもらったら、底丸みえの地磯。
波止で釣る方が可能性があるかも?
良型のトウゴロウイワシ
これをキープする状況をお察しください。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
ほかに
日が陰ったらきっと大きいのが出てくるはず!
とがんばったけど、最後に掛かったのはイズスミ。
遠くまで高速代と渡船代を使って、寝にくい車で車中泊をしに来ただけ?
もう泣きそう。
帰り道、いつもの通りの富田の渋滞。
当分立ち直れません。
たぶん、南紀の磯は相性悪いんだと思います(T_T)
唯一の救いは、キープした1匹が、尾長であったこと。
これがまた、脂ギトギト。
めちゃウマだったので、何とか機嫌が直ったところです。
(お料理編ブログ、そのうちアップしますね)
ハラボテメバ子は釣りたくないし、ヒラセイゴには振られるし
どないしましょ??