過去の日記 2003.07.12 | 間質性肺炎もちの夜釣り人

間質性肺炎もちの夜釣り人

2015年7月慢性気管支炎→突発性間質性肺炎と診断。2016年、生体検査で入院。
診断書には過敏性肺炎と記載?
2018年悪化によりステロイド治療で入院3か月。
2022年秋、2連続急性増悪で常時酸素4~6Lに。身体障害者手帳1級
夜は海に出かけてお魚さんに遊んでもらってます。

右目がむずむずしていた。
翌々日は、ズキーンと痛んだ。
その翌日、少し腫れてきた。
「細菌性の腫れだと失明するで!」
の助言に怖くなり、目医者に行った。
保険証に釣り竿・・・
医者が終わったら、釣り行っちゃうもんね^^

岸和田沖に埋め立て地がある。
埋め立て地周囲は全て石積みだ。
石積みファン?の私が見逃すはずがない。
メバル、ガシラはもちろん、グレが釣れるはずだ。


情報によると、渡船で渡しているらしい。しかも、ずいぶん前から。
きっちり見逃していたらしい・・・

7月12日
秀三とともに、午後3時の便に乗船する。
ただし、目的地の石積み「バラ石」へは、夕方5時以降にしか入れないので、二人は旧白灯に上がる事にした。

アミエビ4kgとアミパワーグレ1袋。
刺し餌は、オキアミ&石ゴカイ&アオイソメだ。

小サバなどが多ければ石ゴカイで狙う。
日が暮れたらアオイソメで石積みゴシゴシ釣りでイタダキですな^o^
とにかくそんな事で、白灯で体を慣らすことにして、アミエビを・・・
あ!スライサー忘れた!

「スライサー持ってる?」
「はいな!ありまっせ!」
「終わったら貸してね♪」

秀三が撒き餌作り終わるのを待っていてもしょうがないので、アオイソメを付けて早速始めた。
ケーソン際ぎりぎりに刺し餌を落としていくと、早速アタリが出る。
キュンキュン!
大きくはないけど魚が釣れちゃった^^;

「おーい!写真撮ってぇ~!」

ウミタナゴで笑顔になる私(笑)

「一人先に釣りだして、写真撮れと命令でっか!?」

・・・そんなもの、釣ったもん勝ちよ・・・

撒き餌の準備が出来て、秀三が始める。

「おっと!チヌですわ!」

25cmほどのチヌをぶら下げている。

「はいはい。写真やね・・・」

小さい魚で、お互いの足を引っ張るのが楽しいのか、悲しいのか・・・

遊んでいる間に、五時の渡船がやってきた。
さぁ、いざバラ石に!!

 

 

バラ石は思ったほど海藻が見えない。
石が新しすぎるのか、水質が悪すぎるのか・・・

同じ船に乗っていた常連さんからは、
「竿2本ほど前で、タナは3から3.5ヒロ」と情報をもらう。

いや・・・石積みマニアとしては、足元を矢引でいけるはずだが?

沖狙い:足元狙い
答えはどっちだ!?

適当に入ったポイントでは、隣の人がど遠投でメバルをあげ始めた。
時には23cmほどのも混じっている。

それでも、暗くなれば足元で・・・の考えは捨てられない。

まぁ、メバルなんていつでも釣れる。今日はグレを釣るのだ!

石ゴカイの刺し餌で狙い続けると、
スルスルとウキが沈み、クンクンと魚が引いてくれる。

「ここでもこいつか!」
のウミタナゴ。
それからはアタリが出ればウミタナゴ・・・
5匹も釣れば飽きてくるわいな。

内向きも試しておこうと、みんなと反対向きに竿を出す。

アナハゼの子供連発(涙)
お前が居るなら、ガシラくらい居るやろ・・・
でも、釣れるのはアナハゼ(きぃ~~!)

秀三が「みてみてみて~~!」と走ってくる。
なんじゃ?と広げる手のひらを見ると・・・
黒い物体がある。ヒル?
よく見ると、タツノオトシゴの仲間(イバラタツ?)だ。
ガンガゼを釣り上げ、今年の珍魚?賞イタダキと思っていた私の強敵だ。しかし・・・流れ藻を釣ってそれに付いていたのだから。釣ったと言えるかどうか・・・

イバラタツの画像(スキャン前に編集部に送ってしまった)

暗くなり、電気ウキに明かりをつける頃になると、向かい風が強くなってきた。
石積みゴシゴシ釣法はやり辛いぞ。

1号の電気ウキで遠投して沖を狙ってみる。
仕掛けがなじむとすぐ、足元にゆっくり寄せてくる。
キュンと竿を持って行かれメバルがヒットする。でもちっちゃい!
タナを2ヒロにしてみる(中途半端)
キュンと竿にアタリが出て20cm級。

やはり足元でもいけるやんか!
でも、いつものパターンほど足元でアタリがない。
他の場所ではウキ下80cmが大型のヒットゾーンなのに・・・

小さいメバルで遊んでいるうちに時間切れとなった。

釣りをしながら考えていた。
次回は、人が歩いていくのが嫌なほど遠くまで探りまくってやろう。

 

次の日、25cのグレが上がったと、渡船店の釣果に書かれていた。

やっぱり、これからグレの半夜釣りがおもしろい場所だろう。