民間保育所や農協などに市有地を格安で売り渡すことについて
2億4485万24円の土地を5436万650円で売り渡し
議案に反対する井上勝博の討論
議案第91号は、これまで民間の保育園に市が保育所用地として貸付ていたものです。貸付料は保育園用地は7割減額、農協には5割減額で賃貸借契約を結んでいました。評価額の100分の4から100分の5への貸し付け価格の変更で有償貸付の交渉中に価格によっては購入したいと言う保育園側からの申し入れがあり、保育園には7割減額の15年分で売却しようと言うものです。
関連する議案の全体をみると売り渡す8件の総面積は18,558㎡、評価額2億4485万24円の土地を1億9048万9374円減額して5436万650円で売り渡します。なんと75%引きです。無償で譲渡する2件は合計の面積が5,629㎡。評価額2407万5868円の土地をただで譲ってしまうのです。
土地を処分する相手は民間保育園8件と農協、特養老人ホーム10件です。処分する相手側に複数の現職議員がかかわっていることは重大な問題です。市有地は保育所経営などを条件に旧川内市が保育園と賃貸契約をしていました。売り渡した後10年間は保育所経営などすることを条件にしていますが、10年後は土地を自由に処分できるとしています。 少子化対策のために保育所の便宜を図るという理屈に100歩譲ったとしても、なぜ10年後に処分できるようになっているのか。疑問は次々と沸いてくるばかりです。
対象の土地は市の財産、言い換えれば市民の財産です。なぜ市民の財産を安くで、あるいは無償で譲る必要があるのでしょうか。多くの市民を納得させる理由は何一つ示されていません。
減額して貸付しているのだから、減額して売却してよいという理屈は通用しません。それと同じように無償で貸し付けているのだから無償で譲ってもよいという理屈も通用しません。減額して貸そうが、無償で貸そうが、市民の財産を理由もなく切り売りすることには反対するものです。なお、関連する議案についても同じ理由によって反対するものです。