昔というか私は子供のころ、よく怖いものとして

この4点の名前を聞いていました。

 

地震は私個人としては大きなものに出会っていないので

幸いですが、東日本大震災で、私たち家族が疎開して

東北の漁村で海岸のそばに両親が建てた家が、津波で

跡形もなくなくなりました。

 

両親はその少し前に相次いで亡くなっていましたが

親戚や同級生は津波に流されて亡くなりました。

 

雷は私の隣の家に落ちた経験をしました。

雷がだんだん近づいてきて突然、ぴかっと光って

バリバリというものすごい音がしました。

戦争中に機銃掃射を受けたよりも小型爆弾が落ちた

ようなショックでした。

 

夕立もやみ、雷も収まったら村人たちが集まってきました。

私も隣ですから見に行きました。瓦屋根に穴が二つ

空いていました。

長老たちは、一つの穴から入ってきてもう一つの穴から

出て行ったと真面目に話していたのを今も覚えています。

 

当時はまだ雷が鬼みたいな形で体の周りに太鼓を

まとったものと信じているようで、私はとても

おかしかった記憶があります。

 

ただこの落雷が我が家で、しかもその真下に私が

いたらどうなっていただろうと考えると、ぞっと

します。

 

火事はその後別の隣家から出火があり、その家と我が家の

ひさし同士が1メートルも離れていなかったので、父と兄が

屋根に上り、バケツで我が家の屋根に水を続けて撒いて

いました。

 

家は当時小さな雑貨屋をやっていましたが、自分たちの家具と

店の商品を母と私と、近所の人たちの応援で、20メートルくらい

離れた道路にどんどん運びましたがとても運びきれません。

 

風向きも幸いして我が家は類焼は免れましたが、

今度は外へ運び出したものをまた家に戻すのが一仕事

でした。

 

翌日保険会社の人間が来ましたが家が燃えない限り対象には

ならないとのことで、お見舞いに一升瓶を1本だけ

置いていきました。

 

父親の話では店の商品が火事場泥棒にあったらしく一部

無くなっていたと言ってました。

 

おやじはは大変穏やかな人で、夫婦げんかも見たことも

ありませんし、私に対しても怒鳴ったこともありません。

 

一度だけ怒られたことがあって、高校生だった私は反抗期

だったのか、父と取っ組み合いをしたことがありました。

 

そんわけで、いろいろな経験もありましたが、今後も

あまり天災・人災には会いたくないと思います。

 

帰るふるさとも今は単なる草ッぱらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落雷の瞬間を見たことある?

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