地方から裸一貫で柳行李一つ持って出てきました。
初任給がうれしくないわけありません。
1950年の初任給は12,000 円だったと思う。
住む所がないので、会社の独身寮に入りました。
寮費、寮の朝夕の食事代、組合の会費、福利厚生費など
いろいろ引かれると、たぶん数千円しか残らなかった
時代だと思う。
休日に着るシャツを1枚ほしいと思っていたが
近くの洋品店で一番安くて1枚1000円していたと思う。
当時はユニクロのような店もなく、シャッツ1枚買うのに
2~3か月考えてやっと買った時代です。
したがって初任給をもらっても、特別何かをするわけでもありません。
休日は寮の2段ベッドでゴロゴロしているだけでした。
しかも寮にいられるのも、大卒2年、高卒5年だったと思います。
2年以内にアパート探しです。
それでも初ボーナスは初任給より多かったので、田舎の母親に
ささやかな現金を送りました。
母がすごく喜んでくれたのが今でも思い出します。
当時は大学時代の奨学金も払っていましたので、決して
本心は楽ではありませんでした、酒もたばこもやらない
私だからそんなこともできたのかと思います。
ちほう給料日に真っ先にすることは?
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