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日本本土建設会社<br>

  当時は米軍の軍事基地建設のために、<br>

GHQが選んだ日本の大手の建設会社が、<br>

沖縄本島に多数来ていた。<br>

例えば、佐藤工業、清水建設、大林組、菅原建設等々。<br>

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現場への人員輸送<br>   

 建設現場に行く作業員は定められた場所に集合し、<br>

迎えに来たGMCという荷台の両側に椅子がある人員輸輸送用の<br>

大型のトラックに乗って行った。<br>

 首里から現場のある瑞慶覧(ずけらん)までの、<br>

所々にある集合場所に集まっている作業員をを拾って行った。<br>

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電気工事<br>

 私の仕事は電気工事だ。<br>

電線を通す金属製のパイプを、既に仕上がっている配筋の間に<br>

通すのに難儀をした。<br>

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 使用するパイプは、口径1/2インチ、3/4インチが主体で、<br>

ねじ切りはパイプをくわえる工具は、手作りの台に固定させたもの使った。<br>

 ”オスター”と言う工具でパイプのネジを切った。ショボーン<br>

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徹夜作業<br>

 コンクリートを打つ日程が早まると、<br>

徹夜で作業をしなければならなかった。<br>

その時は。組(佐藤工業のこと)から<br>

大きな弁当箱に入った晩飯配られた。<br>

とても美味しかった。爆  笑<br>

 遠くにある米軍の将校クラブの木に飾った<br>

イルミネーションの輝がやいて美しかった。<br>

 

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工事に加わった建物 <br>

 写真建屋<br>

 司令部の敷地内に有ったが、こじんまりしていた。<br>

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 チャペル<br>

 荘厳さを出すためか、高い建物だった。<br>

工事が終わり、試験的に点灯したが、<br>

500ワットの白熱電球が口金から外れて落下した。ショボーン<br>

 天井裏に入ってシェード穴を空けて、放熱を試みたが、<br>

効果は無かった。<br>

 聞くところによると、DE(米軍工兵隊)が改修したようだ。<br>

カミッウソり<br>ーー

 大きな冷凍室や冷蔵室備え、スーパーマーケットのある建屋を、<br>

そのように呼んでいた。<br>

冷凍室や冷蔵室の扉厚さは5センチ程あって、<br>

中には、外へ聞こえるようにした非常用ベルの装置が有った。<br>

中に取り残されたがベルを鳴らすためだ。<br>

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火入れ式<br>

 水道工事をしている組から、ボイラーの火入れ式には、<br>

電気工事に携わっている我々も招待された。<br>

 その時に出されたコップ一杯の日本酒の美味しかった事は<br>

忘れられない爆  笑<br>

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