「読み取る力をどうつけたらよいか?」

3年前に、

私の「以前のブログ」に寄せられたコメントです。


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(2007年10月23日火曜日の記事です)


のりぃー さんのコメント...
 

うちも同じような状況ですよ。
 
長男は読書好き。小さい頃たくさん本を読んであげたし、ただ読んであげるだけじゃなく、読みながらいろんな話をしましたからね。
 
次男はあまり読書は好きじゃなさそう。本を読んであげる時間も、長男に比べると随分少なかったと思いますし、単に読んであげるだけで、そこから膨らませてあげる事があまり出来なかったと、反省しています。
 
国語教師を目指しているのですが、「僕の語彙力は『スラムダンク』(マンガです)で養われた」と言い放っています。これで大丈夫なのかしら・・・。
 
でも、「言葉」に深く興味を持っているように見受けられます。
 
長女はやはり、本よりボール。失敗例です。

 
本好きかどうかは、その子の性格にもよるんでしょうね。でも、その子の小さい時の親の接し方も大いに影響力ありと思いますが。
 
本好きになれば読解力がつく、というのはもちろんですが、ただそれだけではないように思います。
 
活字からその内容を理解し、それをきちんとイメージできるか、が重要なのではないでしょうか。つまり、文を読んで、その状況を目の前に思い浮かべる事が出来るか否か。
 
だから、例えば『ファーブル昆虫記』の類なら、文章を読んでその虫を描いてみるとか、『がらがらどん』のようなお話なら、それぞれの声をいろいろ想像してみるとか、というような事が土台になるような気がします。  
 

数学の文章題ならば、文章を読んで表す事柄を理解し、さらに式に表すという事になります。
 
この意味において、私は常日頃、中学生ぐらいまでなら、数学も国語力が左右すると感じていますが、これがなかなか大変なようです。
多分、風景描写の文を読んでも、その風景をイメージなんてしないのではないかと・・・。
これができると、文章題の文を読んで内容を図などに表し、それを見て関係をとらえる事ができると思うのですが。

また、「読んでくれたら何でもいい」というお考えに、私も同感。
 
「読む」という事が大事なんですよねぇ。
 
ゲームの攻略本だって、携帯電話の説明書でも何でもいいんですよ。
だって、あの携帯電話の説明書の、何と複雑なこと!それなのに、文字を読み、そこから内容を理解し、最後まで読み通し、使いこなすようになるのですから。これって、読解力がなかったら、絶対無理ですよね。
 
とにかく、活字を読むことを嫌がらないようにだけはなってもらいたいと、親である私も本を身近に置いたり、すぐ辞書を活用するよう心がけてはいるのですが・・・。


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のりぃーさんは、

この頃から(いや、もっと以前から)

辞書を手元に置いて、

漢字のお勉強をなされていたのでしょう。


ステキなブログを毎日更新されています。

漢字一字を筆で書き、

その漢字の成り立ちから、

その字にまつわる思いや感じたことを綴っておられます。

是非ごらんになってみてください!勉強になります!

のりぃーさんのブログ「心から」←こちらです)




うちにも「スラムダンク」、全巻あります!

「ヒカルの碁」「花より男子」「お~い!竜馬」「モンスター」

「課長・島耕作」「YAWARA!」「海猿」「ブラックジャックによろしく」…

などなど、百科事典はなくて、漫画ばかり全巻そろってます。(はずかし!)


最近は、節約生活もあって、(子どもたちも卒業した感)

「コナン」と「美味しんぼ」は、途中でとぎれ、

「リアル」と「バガボンド」にしぼられてきましたが。


もちろん、子どもたちも入れて家族回し読み。

おかげで我が子二人とも大の漫画好き!

イラスト部に入って自分でも描いている…。

最近は、自分の趣味にはしり、親はついていけません。


これでよかったのかどうか…。




「読む」ということの答えは、

いったいどこにあるのでしょう?


先へ先へと親が用意して、

読書嫌いになるという面もあるのでは…?


「本ばかり読んで、ちっとも友達と遊ばないわ」

という親御さんの悩みも想像できる…。




誰のせいでもないのでしょうね。



好きな本も、子ども自身が選ぶこと。


子どもとの会話を大切に、

本についてもコミュニケーションしながら、

いっしょに見つけていけるといいのかな、とも思いました。

(なんだか、支離滅裂!)







のりぃーさん、その節は、ありがとうございました!




(o^-')b





  
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