シーザリオ産駒達の新潟2歳S | カッツミーの競馬道

カッツミーの競馬道

長年続けている競馬全体への考えや想い、予想を届けています。

 今週末に行われる新潟2歳Sの出走馬が新聞に載ったが、その父の名前にシーザリオ産駒が4頭いることを発見した。

 

 今年の新潟2歳Sは11頭が出馬登録しているが、そのなかのコートアリシアン、プロクレイア、マジカルフェアリー、モジャーリオである。

 

 プロクレイアはエピファネイア産駒、モジャーリオはリオンディーズ産駒、そしてコートアリシアンとマジカルフェアリーは新種牡馬サートゥルナーリア産駒であり、いずれも父の母がシーザリオである。

 

 以前に当ブログでシーザリオ産駒達のことを述べさせてもらったが、同じ母をもつ種牡馬が3頭いて、その産駒が同じレースに出走するということは今まで無かったのではないか?

 

 昔に名馬トウショウボーイの母ソシアルバタフライがトウショウボーイ以外にトウショウピット、トウショウゲート、トウショウイレブン、トウショウルチェーと産駒が種牡馬となって成功した例があったがどうだっただろうか?

 

 エピファネイアは今年は産駒が既にG1を4勝し現在種牡馬リーディング3位につけているし、リオンディーズも産駒のテーオーロイヤルが天皇賞(春)を勝つなど今年の競馬シーンを席巻している。ここに新種牡馬サートゥルナーリアが加わり、来年のクラシックでは3兄弟による争いが展開されるのか?非常に興味深い。

 

 新潟2歳Sに出走する産駒のなかではコートアリシアンに注目だろう。デビュー戦では2着に5馬身差をつけて初陣を飾っている。

 かつて新潟2歳Sではハープスターやイスラボニータが勝ち翌年のクラシックを制覇しているし、3年前の勝ち馬セリフォスは翌年のマイルチャンピオンシップを勝つなどしてG1への登竜門レースである。

 ここを勝つようだと、来年のクラシックは本当に楽しみになる。今からレースが待ち遠しい。

 

 そして種牡馬サートゥルナーリアは兄たちに続けるか?今週の新潟2歳Sは注目のレースである。