今日中山競馬場で行われる第59回スプリンターズステークスを予想してみた。
印は次の通り
◎トウシンマカオ
〇サトノレーヴ
〇ピューロマジック
▲カンチェンジュンガ
▲カピリナ
△ジューンブレア
△ウイングレイテスト
本命はトウシンマカオ
前走セントウルステークスは1番人気に推されたものの0秒1差の3着に惜敗、ただ1頭58キロを背負ってのものでトライアルとしては上々だったと思う。中2週となるが順調に調教をこなしており力は出せる状態にある。前走の敗戦からかあまり人気になっていないが戦績から上位とは差はない。昨年はクビ差2着に敗れておりリベンジの舞台は揃った。9年前馬群に包まれ抜け出せず1番人気を裏切った父ビッグアーサーの無念も晴らしてほしい。
対抗1番手にサトノレーヴ
今春の高松宮記念快勝後は海外を転戦。香港、イギリスを異なる馬場で差のないレースをした。6歳の秋を迎えるがこれまでキャリア14戦と少なく今が充実期だ。父ロードカナロア母の父サクラバクシンオーで血統的なバックボーンはメンバー中随一で圧勝しても不思議ではない。短期免許来日中のモレイラの継続騎乗も心強い。
対抗2番手にピューロマジック
3歳時はスピードに任せた逃げで結果を残してきたが、前々走ドバイのアルクオーツスプリントで控える競馬を試み5着に健闘、続く前走アイビスサマーダッシュ快勝とスピードを末脚に転換し結果を出してきた。1番枠をゲットして経済コースを走れるのも大きい。昨年はハイペースで逃げて8着敗退、控えるレースでそのリベンジを果たす快走があっていい。
連下に4頭。
前哨戦のセントウルステークスを追い込んで勝ったカンチェンジュンガは直線が短い中山で同じ脚が使えるか?馬群を裁ければ再度の大駆けが望める。鞍上坂井瑠星の手綱捌きにかかる。
前走函館スプリントを1分6秒6のレコードタイムで快勝したカピリナも差はない。中山も最終週になるが時計が速い決着が続いており時計勝負は望むところだ。初のG1で相手強化も好調戸崎を鞍上に一発がありそうだ。
その函館スプリントでハナ差2着のジューンブレアも上位争い可能だ。1200m戦は6戦4勝2着2回、中山コースは3戦3勝と得意の舞台だ。レジェンド武豊手綱に期待したい。
ウインカーネリアンは不運にも大外枠を引いたが、他馬がいかずスムーズに逃げれれば前残りがあっても驚けない。8歳の秋になったが先行力に陰りは見えず、”人気薄の逃げ馬”の格言に乗ってみた。
雨の心配もなく、好天のなか良馬場でのレースとなりそうだ。秋のG1シリーズの始まりだ。好レース、好結果を期待したい。