今週末は安田記念の前哨戦マイラーズカップが京都競馬場で行われる。
18頭立てフルゲートになりそうだが、一昨年の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬アドマイヤズームなどステークスウイナー10頭が顔を揃え、激戦が予想される。
一昨年の2歳チャンピオンアドマイヤズームが復活を期す。
1番人気に推された昨年のNHKマイルカップは落鉄の影響もあり14着に大敗した。2番人気に支持された前走スワンステークスも6着に敗れたが、その後立て直されこのレースに駒を進めてきた。朝日杯フューチュリティステークスを制した舞台で復活を目指す。父モーリスは国内外のマイルG1を4勝した名マイラー。鞍上にレジェンド武豊を迎え万全を期す。
ドラゴンブーストも差はない。
デイリー杯2歳ステークス2着、京成杯2着の実績があり、昨春はクラシックに参戦したが跳ね返された。昨年12月のディセンバーステークス、前走大阪城ステークスとリステッドを2勝しここにきて成長力を見せている。マイルの一線級とは初顔合わせになるが、今の充実ぶりなら通用してもいいだろう。
オフトレイルが京都巧者ぶりを発揮する。
京都コースは昨年のスワンステークスなど8戦して3勝2着3回と安定して走る。昨年のマイルチャンピオンシップでも4着に健闘した。前走東京新聞杯は10着に大敗したが左回りが合わなかったもので度外視してもいだろう。マイルの持ち時計も出走中ナンバーワンで、このメンバー相手なら上位争い必至だ。
シックスペンスが芝に戻ってきた。
昨秋はダート路線に転じたが、南部杯2着はあったもののその後のG1では結果を残せず芝に戻ってきた。適距離は中山記念などG2を3勝した1800m戦だろうがマイルも3戦2勝と堅実だ。G1では家賃が高いがG2なら胸を張れる。まだ5歳でこれからである。
そのほかにも注目馬を幾頭かあげよう。
2連勝中の上り馬ベラジオボンドは現在リーディングトップのロードカナロア産駒。京都コース2勝、マイル戦4戦3勝と安定して走る。久々の重賞戦でどこまでやれるか?
古豪エルトンバローズは重賞2勝、一昨年のマイルチャンピオンシップ2着と実績がある。近走は冴えないが地力は高い。一発があっても驚けない。
3年前のNHKマイルカップの勝ち馬シャンパンカラーは追込み一手で勝ち味に遅いが末脚は健在だ。前が崩れる展開なら出番があるかも。不気味である。
血統的なお勧めはウォーターリヒトだ。
父ドレフォンは今年の桜花賞をスターアニスが制するなどマイル戦に適性がある。母の父ヴィクトワールピサも昨年のNHKマイルカップの覇者パンジャタワーを出しブルードメアサイヤーとして注目だ。自身も昨年の東京新聞杯を勝ち、昨秋のマイルチャンピオンシップでは15番人気の低評価を覆し3着に好走した。このメンバーでは上位の存在で十分勝ち負けだろう。
京都は今日は雨の予報で、雨量によっては週末は道悪が残るかもしれない。開幕週ではあるが馬場状態を加味した予想になるだろう。春の大一番安田記念に向けた好レースを期待したい。