友だち二人と遠足をしました。

北欧からコンニチワ-シンネクレ・4
イェーテボリから200キロぐらい北東にあるシンネクレというところです。
スウェーデンで一番大きいヴェンネル湖のほとりにある円周で45キロの高台の総称です。
ここはスウェーデンの歴史の揺り篭とも呼ばれているところで、中世・バイキングの臭いがぷんぷんするところです。

北欧からコンニチワ-シンネクレ・1
1100年前後に建てられた教会が点在しています。これはその一つ、ヒュースビューです。
スウェーデンの10月終わり。もう冬が直ぐそばまで来ています。
大抵の小さな教会はほとんど開いていません。
でも、そばまでいくと、ちょうど修理か何か、ドアが開いています。
3人の日本人が恐る恐る覗き込むと、中から「入っていいよ」とお許しが出ました。
最高にラッキーです。

北欧からコンニチワ-シンネクレ・2
噂にはきいていたけど、入ってびっくり。内装は中世のまま。
天井まで全ての空間を覆うすばらしい壁画です。
祭壇側からオルガンのあるバルコニーを写しました。

北欧からコンニチワ-シンネクレ・3
昔、貧乏人のバイブルと呼ばれた壁画はナイーブなスタイルで、聖書の物語を絵に描いてあります。
これは聖人たちの肖像画。
この種の壁画は地獄絵が面白いのだけど、この教会にはありませんでした。
修理のおじさんたち、とても親切で、解説のテープを回してくれました。
「英語?スウェーデン語?ドイツ語?何語がいいの?」

$北欧からコンニチワ-シンネクレ・5
この小さい窓はペストなんかの病人でもミサに参加できるように作られたのだそうです。
友だちのMさん、背が低いから、窓まで届かない・・・
スウェーデン人は昔も、背が高かったのかしら。

よいお天気で、もっとあちこち廻ったのですが、カメラのバッテリーが切れてしまって、写真、取れませんでした。
途中で、おにぎり弁当食べて、帰ってきました。