書き逃した「アイドル&ガールズポップ」たちへ | 勝手にシドバレット(1985-1995のロック、etc.)

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ロックを中心とした昔話、新しいアフロ・ポップ、クラシックやジャズやアイドルのことなどを書きます。

 年の瀬ということで、このブログも来週末で年内最後の更新にする予定です。
 で、次回は「2014年のベスト」と題しまして、今年いちばん再生した音楽ソフトを挙げるつもりなんですが…今年は迷ってます。
3組ぶんもあるからです。
 星野みちる、東京女子流、HKT48です。いずれもシングル、アルバム、DVD(Blu-ray機器を持ってないんです)で非常によく見ました&聴きました。総合ポイントでいうと同じくらい。ナンバーワンもオンリーワンも選べないのが正直なところ。スキャンダルでも出れば選考に響くかも…いや、ワタシ、そういうのホントに気にしないんですよ。
 
 候補の対象となるのは、
 星野みちる シングル5枚(アナログ)、フル・アルバム1枚、ミニ・アルバム1枚、DVD1枚
 東京女子流 シングル3枚+6枚(アナログ)、フル・アルバム1枚、DVD2セット
 HKT48    シングル2枚、DVD2セット、指原莉乃1人(!)
 
 最後のは冗談としても、HKTをライヴで観たことは加味してしまうかもなぁ、と。いいんです、公平さなんて。いちおう、体感再生頻度で決めるとはいえ、ワタシの内々の話ですから。この中から、誰々の何々、という形でソフトをひとつ決定します。来週末、おそらく最後のEnterキーを押下げるまで迷っていることでしょう。
 ちなみに、「2012年のベスト」は南波志帆『乙女失格』、「2013年のベスト」はAKB48「恋するフォーチュンクッキー」でした。振り返ってみても、文句ありません。どっちもたしかに
その年にいちばんよく聴きました。
 
 さて、当ブログは原則として週末のみ更新でありまして、これまた原則としてではありますが、ロックの懐古記事中心でもあります。したがって、ほかにいいなと思うのがあっても、なかなか書けるだけの物理的な時間がなかったりします。しかし、それではあまりに惜しいと思うものをこの場で記しておきます。
 あ、「アイドル&ガールズポップ」の枠ですよ。ロックのオッサンや爺さんはお呼びではありません。なお、ほとんどはiTunesでダウンロードして買いました。
 
 まず音楽都市、福岡のLinQ(リンク)です。グループ名はLove in キュウシュウという意味。シングル「ウェッサイ!!ガッサイ!!」がすごく挑戦的でよかったんですけど、ちょうどHKTと発売時期がぶつかって書ききれませんでした。私も九州出身なもんでつい甘くなるというのもありますが、ハイ・スピードでハイ・テンションかつグルーヴのある音にハマりました。
 
 お次は北九州市のGALETTe(ガレット)です。元HKTの古森結衣が加入したことで私も気になってました。今年はシングル3枚も出して、勢いあります。曲も私の好きなダンス・ポップだし、古森さんを応援する意味でも注目しています。
 
 それから、橋本環奈が話題になったRev. from DVLの「Love -arigatou-」。彼女たちも福岡です。この曲はコード感がかなり好みで気に入りました。
 
 次に、新潟のNegicco。もはや風格すら漂わせ…いや、やっぱりないですね。これだけ名曲佳曲に恵まれているグループなのに、この無欲っぷり。でも、田島貴男が書いたこの「サンシャイン日本海」は相変わらずいいシングルでしたね。
 
 続いて、大阪のEspeciaです。アーバン・ポップとしても完璧な出来です。ツボつきすぎなくらい。おもわずコード採りたくなりますね。アナログ7インチも買っちゃいました。
 
 さらに続きまして、NegiccoとEspeciaが合体したNegipeciaの「Girl's Life」。いい曲です。MVもなかなか秀逸で。
 
 次はBELLRING少女ハートの「c.a.n.d.y」。なんと、ド直球なグランジです。この子たちはライヴのいろんな評判を聞いているので、体験してみたいですね。
 
 そして最後に、アイドル・ヒップホップのライムベリー。先月買ったばかりのシングル、「IDOL ILLMATIC」。文句なし。カッコいいです!ライヴ見たい!
 ほかにも、チームしゃちほこ、私立恵比寿中学、BABYMETAL、SUPERGiRLS、それにモーニング娘。'14なども良かったんですが、とくに惹かれたものを挙げるとこうなりました。生粋のアイドルファンでない私としては、このくらいまでが理解と探究心の限度でもあります。
 私は決して「楽曲派」なんて大層なものではなく、もっとミーハーに楽しんでいるんですけど、どうしても音楽的に個性のあるグループには関心を持ちますね。
 
 今年ちょっと残念だったのは、南波志帆のユニット活動です。ナンバタタンもxxx of WONDERも、私と相性が合わない音だったという面も大いにありますが、どうも彼女の歌の良さを活かしきれてるように思えなかったんですね。とても好きな歌手なので、ハードルが上がるのかもしれません。また、彼女は東京で精力的にイベントに出演したりしているので、私がそれをフォローできなかっただけかも。
 彼女が様々なことを試しチャレンジしているのは期待大でもあります。南波ちゃんくらいのシンガーになると、こうやって戸惑わせてもらえるのも楽しみなのです。
 
 というわけで、来週末は「2014年のベスト」です。興味のないかたは、少し早いですが、よいお年をお迎えくださいませ。