昔はあんなに戦争映画みなかったのに最近は戦争映画がおおいなー。
若い頃は説教くさい感じがしちゃってたんだろうな。
頭悪かったんだな。
スピルバーグも見なかったし。
年をとるにつれ
ハリウッドもインディーズもこだわりなく見られるようになってよかった。
「プライベートライアン」は正当に名作ですね。
オープニングとラストは定石といったところですけど
いいじゃん定石で。というようにきちんと思える。
オハマ・ビーチでの戦闘シーンはすごいとしか言いようがないな。
相手が見えないところからの襲撃、恐怖だ。
イーストウッドの「父親たちの星条旗」でも硫黄島で
どこにひそんでいるのかわからない場所からひゅんひゅん弾が飛んできて
不気味な気がしたけれど
半端ないレベルの砲弾だわ、どうよけたらよいのかまったくわからない。
まずはこのシーンで度肝を抜かれる。
8人の兵士でどこにいるのかもわからないライアン二等兵を危険を冒して救出しに行くのだけど
普通に考えれば不条理ですよね。
参加した兵士たちはみな不条理だと思っている、そりゃそうだ。
でも戦争というもの自体が不条理なんですものね。
どうせ不条理だし行使したい使命なんてはなからないわけで
それならばせめて一人の兵士を無事に救い母親のもとへ送り返す使命を全うできたというそのことくらいしか故郷に帰ったときに誇れることはないだろうと。
すごく納得できる。
戦闘シーンを見て、
当たり前だけど
どうしてこの人たちは殺し合いをしているのだろうと漠然と不思議に感じた。
ただただ漠然と何でこんなことしてるんだろうと思った映画はあまりないかも。
勝手な見方だけどたぶんそういうしかけがしてあるんじゃなかろうか。
偉い人とかがあまり出てこないからかな。
トム・ハンクスは中隊長だけど戦争映画ってけっこう意地悪そうなもっとえらい感じの人が出てくることが多いよね。
ただただ働く下層部ばかりだからかな。
凝った手法でなくて
こういった映画をだれもが見ることのできる映画に出来るのは
やっぱるスピルバーグなんだなー。

