あるキャストととの雑談で
『芝居って何ですかね?』
という問い。
『コミュニケーション』
そう答えました。
コミュニケーション??
①社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介する。
②ア動物個体間での、身振りや音声・匂いなどによる情報の伝達。
イ細胞間の物質の伝達または移動。
辞書にはこう記されています。
詳細に分析していくと堅苦しくなりますが
要は
対象の相手に対して適切な対応を考えたり感じたりしながらやり取りすること
なんじゃないかなと。
対象の相手、、、
相手役であったり
一緒に作品を作るキャスト・スタッフであったり
観に来て下さるお客様であったり
あとは自分自身であったり
も。
厄介なのは常に状況が変わること。
相手であったり、
時であったり、
心境であったり、
正解がないからこそ、
掘り下げていきたいし
悩んだり、
喜んだり、
付随してくるものも含めて
そこに向き合うのが楽しいかなって。
そういう前提があった上で
お芝居をよりよくする為の
手段であったり
スキルであったり
それを上手く活用することのような気がします。
前置きが長くなりましたが
ここからが本題!
ここ1、2年で
対コミュニケーションで
新たなに強く意識するようになった項目
脚本に対してだったり
演出に対してだったり
対お客様に対しては
たとえ心の限り尽くしても
相手に存分に伝わってなかったのなら
批判的なことがあっても
自分の行いなので
正々堂々受け取るべきだし
もちろんそうはならないよう
適切な事を稽古から心掛けなければいけない。
ただ、
脚本家や演出家は
役者に託した後は
なかなか想いを伝える手段がない。
役者が100%以上の解釈で、
それを体現してくれたら報われるけど
もしそれが出来きていなかったら、、、
そう思うと
やるべきこと、できること
まだまだいっぱいいっぱいあるなって。
自分自身がお客様に想いを伝える
というだけでなく
お客様と想いを託されている人達とを繋ぐ存在として
コミュニケーション能力を高めていきたいです。
ではまた☆
☆本日の勝手に親近感☆
『誕生花』