えー、米朝首脳会談の中止が大変話題になり、「こりゃあ大変だ!!」ということで2回ほど記事を書いたのですが・・・

 

『米朝首脳会談中止について・・・』

『米中首脳会談中止と、アメリカの信用失墜・・・』

 

 今度はさらにもう一転して予定通り会談を行うと言っています。

 

『トランプ氏、米朝会談「6月12日の予定変えていない」』

 

 トランプ米大統領は26日夜、米ホワイトハウスで記者団に対し、自身が24日に中止を表明した米朝首脳会談について、「とても順調に進んでいることに言及したい」と述べた。そのうえで、「我々は6月12日のシンガポールでの開催を見据えている。その予定は変えていない」と語り、当初の予定通りに開催を目指すことに意欲を示した。

 

 あー、もうマジで何なのコイツ?マジで全世界の政治家の中で安倍の次に嫌いだワ・・・(-_-;)

 

 一度は交渉決裂かと思われたのですが、ブラフによって揺さぶりをかけて何らかのカタチで落としどころを見つけたということなんでしょうか?所詮は元不動産屋のゴロツキですからね・・・個人のビジネスの次元でこのようなブラフによる脅しや揺さぶりによって交渉を有利に進めようとするのは勝手なのですが、一国の大統領、それも世界で最も巨大な国家の大統領がこのような滅茶苦茶な言動を繰り返すことが如何に世界に悪影響をもたらすかということが理解できない、あるいは理解しながらも自己の利益を最大化し、自尊心を最大限に満たすためにやっているということでしょう。かつて60年前に、GMの会長兼CEOのチャールズ・ウィルソンが「GM(ゼネラル・モーターズ)にとってよいことは、アメリカにとってもよいことだ」などと発言して社会的に大バッシングを受けたそうですが、トランプにとってはおそらく

 

俺(トランプ)にとってよいことは、アメリカにとってもよいことだ!!

 

とでも思っているのでしょう、精神科医の斎藤環氏は安倍政権の特徴を「ヤンキー化」という言葉で説明しましたが、所詮安倍内閣など2世3世議員のボンボンの集まりですが、トランプに関してはガチの本場のヤンキーです。気合の入り方が安倍などとは桁が違います。

 

 で、まあここまで徹底的にアメリカ追従してきたその安倍ですが一体どうするつもりでしょうか?

「圧力だ」「支持する」 

「空母だ」「支持する」

「交渉だ」「支持する」

「交渉中止だ」「支持する」

「やっぱりやるぞ」「支持する」 

 

(2日後)

「会談は予定通りに開催するぞ」「支持する(吐血)」

 

とでもやるんでしょうか?菅などは、昨日まで「米朝会談中止を我が国はたった1カ国、支持した」などと言って胸を張ってたのに・・・(=_=)

 

『米朝会談中止「たった1カ国、支持した」 菅長官』

 

 最後に、安倍がどれだけアメリカに忠実に尻尾を振っていたのかということを示すエピソードを紹介して終わります。

 

 こちらのみぬささんの記事で知ったのですが、どうやら安倍は今年の1月に、日本が核ミサイルの攻撃を受ける可能性について言及していたようです。

 

『安倍首相、ミサイル第1弾甘受の精神で「専守防衛」強調』

 

 安倍晋三総理は31日の参院予算委員会で「専守防衛は憲法の精神に則った受動的な防衛戦略であり、この方針は今後も変わらない」と改めて『専守防衛』を強調した。

 総理は例示に、専守防衛の考えとして「ミサイル攻撃の第1弾は私たちは甘受しなければならない。まさに憲法の精神に則って考えたものであろう」と、その精神に沿った防衛戦略は今後も変える考えがない旨を明言した。

 

 相変わらずツッコミどころ満載の発言なのですが、あえて解説は一点に絞ります。コレって要は何なのかというと、アメリカの先制攻撃によって半島有事が発生し、日本に核ミサイルが飛んでくる可能性を認めてるってことなんですね(過去記事で何度か解説したので、詳しい説明は省略します)。

 

 コチラのブログや生放送では、なんどが半島危機に言及し、北朝鮮に対するアメリカからの先制攻撃に関して、安倍とトランプの間で何らかの合意がなされたのではないか?という可能性について触れていたのですが、要は、アメリカが北朝鮮に先制攻撃を仕掛ければ、半島有事となり、日本に核ミサイルが飛んでくる可能性が出てくるのですが、その際にアメリカの先制攻撃が引き金となったとなれば、日本国内で反米、反トランプの世論が高まりかねない、そこでトランプはそのような事態を見越して、安倍に、「日本に北朝鮮の核ミサイルが飛んできても、世論の批判の矛先がアメリカや俺(トランプ)に向かないように上手くメディアと世論をコントロールしろ」と指示している可能性がある、と。

 

 で、これを考慮に入れた上で先の発言を見ると、明らかに、「日本が核ミサイルの攻撃を受けるのは我慢しなければならない」と予防線を張っているワケです。普通、実際に核ミサイルが日本に飛んでくる現実的な可能性が無い限り、ここまで踏みこんだ発言はしないですよね?だって、日本に核ミサイルが飛んでくるなんて、国会で総理大臣が発言したら

それこそ下手したら世論は大騒ぎになりかねないですから。

 

 なんというか、ここから分かるのは、安倍にとって半島有事の際に最も重要なのは日本国民の生命を守ることではなく、国内で反米感情が高まってアメリカと対峙しなければならない事態を回避することだったんですね。

 

属国根性ココに極まりあれ・・・( ̄▽ ̄;)

 

 ブログを更新するごとに、「本当にこの国は終わってんな」と実感します。

 

 

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