即位の礼に参列されるため訪日中のブータン王国ワンチュク国王陛下、ワンチュク王妃陛下、そしてワンチュク王子様の歓迎レセプションが25日(金)夜、東京都内のホテルで開催されました。

私は2011年に超党派の「日本国ブータン王国友好議員連盟」を結成して以来幹事長を務めています。議員連盟を代表して、歓迎のご挨拶を申し上げました。また、昼にはお泊まりの宿において、国王陛下に謁見の栄に浴しました。

私がブータンを初めて訪れたのは、外務大臣政務官の2005年6月、ちょうど田植えが終わった直後でした。古き良き日本の農山村を思わせる美しい景観、謙虚で温かい国民性に感銘を受け、第四代国王陛下の深い洞察力と豊かな国際感覚に裏打ちされた強い指導力に感動しました。以来五回の訪問を重ねる度に、ブータンは私にとって“第二の母国”のようになっています。

英邁な父王陛下の後を若くしてお継ぎになった第五代国王陛下は、大の日本ファンです。機会があれば、広島ご訪問の実現をお願い申し上げました。

これからも両国の絆が、皇室王室から国民各界各層にいたるまで一層深まり、広がることを祈念いたします。