ワシントンD.C.中心部にあるバノン氏の自宅に招かれ、夕食を交え約2時間40分会談を行いました。途中から、“トランプ大統領にとってのコンドリーザ・ライス”とバノン氏が評するキーロン・スキナー前国務省政策企画部長も約1時間会談に参加。会談の主な点は以下の通りです。

①日韓関係について安倍総裁からお預かりしたメッセージをお伝えしました。日本の立場について理解を得ることができました。

②香港情勢、イラン情勢、北朝鮮の非核化など幅広く意見交換を行いました。

③日米印3ヶ国協力、ロシアとの連携の重要性につき、完全に認識の一致を見ました。

④2020年大統領選挙の現下の情勢と再選戦略について説明を受けました。

⑤次期駐日米国大使人事について意見交換を行いました。


先ほど、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定「GSOMIA」の破棄を発表したという衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。かねてより私が警鐘を鳴らしてきた「対馬海峡が北緯38度線になる日」が現実になる危機感を強く抱いています。


今日は、国防総省高官との朝食会、バノン氏の自宅で彼から紹介されるトランプ大統領と密接な関係を持つ人物たちとの数件の会談、有力シンクタンク幹部らとの勉強会を予定しています。日本の国益をしっかりと発信してまいります。